P-Strikers!なティアマトの成長を涙なしに語れない魅力紹介【日本版ラストオリジン】

23/04/19アップデート(公式リンク)にて追加された新スキンのうちの一つ、P-Strikers!。読者さんはもう買われたでしょうか。

筆者はというと、日本版未実装スキンの中でも特に待ちわびていた1種だったため

「PSティアマトきたあああああああああ!」

実装予告を見た時点でテンションがあがりすぎて仕事が手に付かずミスを連発……しそうになるのをぐっと堪えてました。ニヤけて仕事していたのはバレてチラ見されてたかもしれませんが。

今回はそんな筆者を魅了してやまない新スキンのここが好き!をお伝えします。

 

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P-Strikers!ティアマトのここが好き4選

P-Strikers!を持つ3人のスキンは規制版と無規制版で微妙に差があり、これはSDでも同様であり“ボディスーツのふちを黒線があるかないか"の違いとして見つけることができます。

純粋に露出度の差はもちろん、それぞれのデザインとしても修正前と後、のような違和感を覚えにくい"自然なもの"となっていることもまた特徴です。

この記事では主に無規制版側の衣装の良さを述べます。

ただしことティアマトのCVに限っては規制版の声優さんが無規制版出演NGだったことから無規制版では別の方となっている点は注意が必要でして、筆者が好きなのは従来の規制版の元の声優さんゆえそちらのキャラボイスを掲載していきます。

 

印象を大きく変えてきた外見

PSティアマトと言ったら、そう!

……で、あなたは何を思い浮かべたでしょうか。

筆者の場合は、まず明るい輝くような黄緑のインナーカラーと、グラデーションのかかった武装の配色と形状でした。

 

洗練されたフォルムと配色の飛行装備

ティアマトはこれまで淡い青のみの髪色をしていましたが今回から大きく印象を変えてきましたし、武装の形状も大きく変化させてきました。

よく分かる武装の変化

元々大小合わせて10本もの剣を使いこなすティアマト。元は大剣の鞘のような形状の飛行装備の底面に、反重力発生装置を現す水色や桃色の光が明滅している点が特徴でした。

それが洗練されたとでもいうのか、所持する剣の数だけ柄がそのまま翼として構成されているかのような不思議な形状が近未来感を演出しています。

これはSDの演出としても顕著でして、待機中はかしゃかしゃと変形を繰り返していたりも。

よく見ると武装が全て繋がっておらず一部独立していることや、奥側はちゃんと鞘になっていること、翼には大本が韓国のラストオリジンであるにも関わらず日本語で"飛行装備"と書かれていることもポイントです。

演技指導をしてくれた"魔法少女マジカルモモ"を制作した"伝説サイエンス"は作中の日本の企業ですし、そもそものリアリティに拘り過ぎた作中の映画"マジカルモモ"シリーズのカテゴリ"魔法少女もの"のアニメも日本発祥とのことでリスペクトされたもののようです。

韓国のゲームなのに、と思うと日本人としてはちょっと誇らしいですよね。

 

神々しい髪色のインナーカラーと彼女の過去

背に発光する何があって淡い青の髪が照らされているかのようにも見える特徴的なこの髪色。

胸の少し下あたりを見ると混ざり合っていると分かるため、これは意図的に髪の一部だけ途中から染められているとも分かります。

ここで気づいて欲しいのは"髪色を変える"とはどういう意味があるのか。そもそも人(彼女はバイオロイドですが)は"何の時髪色を変えるのか?"ということです。

参考として、GMアイシャからの公式設定回答(外部リンク)を見てみると以下の事実があります。

バイオロイドも髪が伸びるので、宝蓮のように美容師……スタイリストなバイオロイドも存在し髪型を変えたり髪色を変えたりと自分を飾ることもできる世界です。

実際に髪色を変えているスキンが存在する代表例としてLRLは"ただの灯台守り"から"真祖の姫"へとなりきるゴスロリ衣装があります。

他にも、ペロは水着だと"メイド"として自分を律している内面が開放的になるのか銀髪から桃髪になり猫語が増えたり、エミリーはただの実験機、から制服スキンだと銀髪に桃色みと肌色がより人間らしい橙になったり……と総じて“元の衣装を着ていた時とは別の自分"を演出していることがほとんどです。

P-Strikersスキンでは自らを作品の中の"心の守護者"たる役割を演じるティアマト。かつて滅亡前において強い人間不信に陥り、滅亡後の今まで生きてきました。主人公の献身と主人公の人間性に惚れたバイオロイドたちにより心を開いてくれた彼女は、これまで完全にやさぐれてしまい完璧な戦闘だけが自分の価値を証明できるとしてきた価値観から開放され色々なことに挑戦できるようにもなってきました。

Ev:6 不思議な国のチョコ女王にて 揺らぐティアマトの独白
Ev11:Project ORCAにて アウローラに教わっていた事実が発覚したティアマト

何かできなければ欠陥。完璧でないなら欠陥。人間に殴られ、痛みをこらえながら欠陥が発覚した専門部門用を担当する実験機たちが目の前で命すら落とすこともある激しい……いや凄惨な実験を課せられ悲鳴をあげる姿を声を「見るのが、聞くのが、犠牲になる彼女たちを出してしまう自分が嫌いだった」と話していたティアマト。

人間たちが滅亡し研究所にただ一人残されラビアタに救出されてからも、常に背伸びし自分を奮い立たせ続け"完璧"を意識してきた彼女が、“完璧でなくてもいい"と等身大の自分を見つめられるようになったんです。

100年以上"実験機ティアマト"として生きてきた彼女が、主人公のおかげで"少女ティアマト"となりそしてさらにその先、自分を"心"を救ってくれた誰かさんのように"心の守護者"を目指すことにした。

そんな"変わった自分"を形にしたいと、願った結果。

煌々と輝くかのように明るい髪色は、まるで元の髪色のような淡い青の海にただ浮かび彷徨っていた彼女の心に差し込んだ"暖かい光"を表現したかったのかもしれません。

 

眩しいおみ足と

さて、ここに3人のP-Strikersがいます。

いずれもよく似たデザインなだけに、下半身だけ見せられても分かるわけないだろ!と思われる方もいるかもしれません。

実は、ティアマトだと他とデザインが若干異なるのは見ての通りの中決定的な違いとして透明タイツを着ていないのです。

左のウルは明らかに何かしらの生地を纏っているかのようなシワと光沢をしているため分かりやすいと思います。

中央のマーキュリーはちょっと分かりにくいですがよく見ると白字で"STRIKERS"の文字が浮かんでいますし、腰辺りの光沢が肌色にしてはちょっと不自然です。

「なぜティアマトだけ素肌なのか」

については言及がないので謎ではありますが、推測なら可能です。

ティアマトは立ち絵では薄く省略されているものの、正史とされているSDでは大腿に右足に短剣3を帯刀しておりこれらを大剣で斬りかかる前に投擲しています。

これが敵に突き刺さってから剣撃を繰り出しているということは、斬りかかる度に補充しているわけです。

投擲した3つは鉄の塊である鉄虫やAGSに突き刺さりダメージを与えるほどということは、よほど鋭利だったり重かったりの威力を出せるだけの理由があるはずです。

そんな代物を太ももにある納刀ポケットに攻撃の度に差し入れしているわけですから、仮に透明タイツを着ていたら肌への食い込みやムレがより顕著となり最悪血管を圧迫してコンディションに影響も出るかもしれません…!

何よりティアマトは基本スキンからして素足ですし、ニーハイガーターを着ることになったメイド服スキンでは編成すると「動きにくいな……」と話します。

※音声が再生されます。

つまりティアマトは開放的な衣装が好き!

なので素足を晒しているのかもしれません。もちろん筆者の想像です。

ハイレグのおかげでおみ足の付け根の表から裏まで分かることでより魅力が際立っているのも良いですよねイイ……。

両太ももなのは全スキン共通。まぶしい

他にも通気性の良さそうな脇やこの界隈では控えめなものの決して小さくはない存在感を醸し出している横乳、ゆらゆらと揺れている尻尾など見どころ満載なPSティアマトスキン。

やっぱりガラっと見た目を変えたからか印象をひたすら気にしており、お洒落を楽しむ普通の女の子のようにやたら聞いてきてくれるのも特徴です。

副官設定ログイン時。緊張が伝わってくる

※音声が再生されます。

好感度40時台詞。「その衣装どうしたの?」とでも聞いたかのよう

※音声が再生されます。

似合っていないんじゃないか、と不安になったりはなく仲間たちからの「似合ってる」「主人公が喜ぶよ」を素直に受け入れて勇気を出している点がポイントです。

“完璧"でないことを極度に恐れる彼女が、主人公に対して"好みに合わないかもしれない"という不安定要素たりうることを不安より"受け入れてもらえるという信頼"と"自分を変えることを恐れないという"2つで答えてくれたわけです。

こんなのティアマトに寄り添い続け心の回復を彼女の幸せを願い続けてきた主人公(と推しの筆者)としては、涙が浮かびそうなほど成長を感じずにはいられませんでした。

 

吹っ切れたかのような凛とした微笑み

P-Strikersティアマトの表情差分は1種だけとなっており、差分等はありません。

これは元の2種のスキンが表情差分でいっぱいだっただけに、個人的にはかなりショックでした……。

てあてあしてくる表情差分

画像クリックでオリジナルサイズ

まとまとしてくる表情差分

画像クリックでオリジナルサイズ

この2種とも比較的近しい表情をしているんですよね。ただやっぱりメイド服スキンの方が感情が豊かでして、特に左下と頬を染めている右上2つの破壊力はティアマトファンにとってはあー好き!にしかならない差分であります。

イベントストーリー出演中も一応表情変わっているんですが、L2Dの欠点なのか不具合なのか一瞬で切り替わっちゃうためこれらを見るためにはロビーカスタマイズ機能しかなかったりします。

これはイベストを読み返していたら違和感に気づいた筆者の図。

かわえええええええええええ!

と、比べるとやっぱり1種しかないのは寂しいんですが。こうして並べてみるとですね。

キリっと、凛とした、迷いのない自然な微笑みの表情をしているんですね。

基本スキンは無表情、メイド服スキンは照れや迷い、だと思うとこうして並べただけでも"成長"を感じるほどの変化です。

ラストオリジンはスキンすら時系列に含まれています。ただ着替えた一定地点の分岐、ではなく時を歩んできた当人なのです。

これを知っていると、あの時の彼女が今は、と思えて心に響くことも増えるでしょう。

また確かに現時点では1種しかない表情差分ですが、これは現時点では、の話です。

「そんな位置に三角なんて……」なエラちゃんの図

こちらの天空のエラの部屋着スキンのように、当初は表情差分がなかったもののストーリー出演に伴い差分が増える、といったことは割とよくあります。

P-Strikersたちが勢ぞろいで"作品"を披露する外伝実装!とかメインストーリーにてP-Strikersが大活躍!

とかなれば追加される可能性は多いにあります。

表情差分は1年前ペースを保っているわけでもなく唐突に実装されていることもある(逆に反映されないまま放置されているものの多くある)ため、今後も目を離せないスキンの1種なのです。

 

“心の守護者"を名乗れるほど成長した内面

音声が再生されます。

主人公を含む皆に楽しんでもらうため、とある"作品"のために用意された衣装を着用し過去作中においてアニメにもなっていた"マジカルモモ"シリーズの主役を務めていた伝説サイエンス所属の演劇用バイオロイド"魔法少女マジカルモモ"により演技指導を受けたという設定のようです。

最後のど、どうでしたか?が可愛すぎて悶絶必至。

教わったのは本当に多岐にわたるようでして、なんとあんなことまで。

これまで100年を超える孤独な一人旅をしてきて、つい最近ラビアタに救出されかつ欠点を補う装備と"ストライカーズ"という同ラビアタから指導を受けた戦闘部隊にも入りました。

ラビアタの本合流とともにティアマトも合流し、最初のイベントが"不思議な国のチョコ女王"で……それまでティアマトは誰一人信じることができず自分だけの殻に閉じこもっていましたが主人公に救われ、そしてティアマトも勇気を出して殻から出ることを望みました。

主人公だけでなく、まずは同ストライカーズのランサーミナと仲良くなって……。

チョコ女王イベで知り合ったエミリーと歌を聴き、同イベントで知り合ったアウローラにはデザート作りを教わって。

人類たちがいた100年前を知る彼女が新曲の追加に心を躍らせただけでなく、友人たちとカラオケにまで行くようになって……。

そうして時は過ぎ、Ev14:箱舟を超えて第9区域へと突入した時系列である現在のラストオリジン。

ティアマトたちストライカーズは、合流しつつある新たな同士(ウル、マーキュリー)の総勢4人とともに"作品"を作ることになり……。

“作品"を実際に演じていた"伝説サイエンス所属の女優バイオロイドたちに教えを請うことにした、のようです。

※ボイスが再生されます。

100年も止まっていた彼女の中の時が、動きだしただけでなく明確な線引きとして新たなステージに昇華できるようになった――。

成長、しました。してくれました。

思わずほろりと来た台詞でした。

 

誰かの"英雄"と、そのままの君

P-Strikersのティアマトは、かつて救って貰った側から、救う側になりたい、と話してくれます。

心を救われた者が、心を救う側へと。

そう、あの時自分を救ってくれた、主人公のように誰かの心を、と――。

※ボイスが再生されます。

「ヒーローになってみせます。」

と自信を持って告げるティアマトに、ただただ失敗を恐れ誰かを自分を信じることに怯えていたかつての彼女の姿はありません。

こうして、主人公の前だけのメイド服の次はみんなの心を守る英雄へと羽ばたいていった――。

……かと思いきや、ヒーローになりきっていても相変わらず「ご褒美」はもらっているようで。

※ボイスが再生されます。

基本スキンの時は"よくできましたキャンディ"

メイドスキンの時は"よくできましたチョコレート"

では、P-Strikersスキンの時は……?

アメちゃんかもしれませんし、チョコかもしれませんし、はたま別の何かかはこの台詞からは分かりませんが。

主人公の元へ戻ってくる度に、「よくできました」と褒められ喜びたい一人の少女の顔はそのままのようです。

彼女が"ヒーロー"となれるよう頑張れる一番の理由は、常に懐に忍ばせている……そう、あなたが手渡した大きなビンの中にいっぱい、沢山"元気の源"がつまっているから……かもしれませんね。

これだけ今回のスキンでは"成長"を描いてきたのに、相変わらず飴ちゃんを舐める勝利モーションが可愛すぎなティアマトちゃんでした。

 

まとめ:PSティアマトはいいぞ

最後を締めくくるに相応しい台詞は、と聞かれたらやはりこれです。

これまでは好感度99以下では諦観や蔑み、100では受け入れるもまぁ待てされていたティアマトがこのスキンではついに……!

好感度100で特殊タッチすると恥ずかしそうに「あなたとの繋がりを強めませんか?」と話してくれます。

そう、特殊タッチとはパイタッチした時の台詞です。パイタッチしてから始まるということは……!

きっとこの後はピョンテなことをする……のでしょう!多分!

ラストオリジンは健全で硬派なゲームなので、触れたからと特殊なシーン演出などはなく個々のユーザーに委ねられています。あなたはPSティアマトとどのようにして繋がりを深めたいでしょうか。

そんなPSティアマトスキンは23/04/29現在、23/05/03メンテまで割引で販売中です。

P-Strikers!ティアマトはいいぞ。

ぜひ、買ってもらって成長した彼女の魅力を堪能しましょう!

 

ついつい熱い語りすぎになりがちな押し語り記事群はこちら。

実はこれでもまだまだ語り足りてなかったりします。推しの語りたいことが多すぎる……!

ここまで読んで下さってありがとうございました。

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