【日本版ラストオリジン】スノーフェザーがフクロウすぎる共通点4選

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はじめに

アプリ"ラストオリジン"のスノーフェザー

ぱっと見は、白い天使のような風貌の女の子。皆さんはこのキャラを知っているでしょうか。名前を、聞いたことはあるでしょうか。

筆者はこのキャラが好きで好きでたまりません。

Twitterアカウントでは"ラストオリジン"にはこの記事投稿現在、200前後の魅力的なキャラクターの数々が存在するにも関わらず四六時中スノーフェザーのことしか呟いてませんし、それどころか日常生活ですら「スノーフェザーがいたら〇〇だろうな」なんて妄想に浸ったりすることすらあります。

そんなスノーフェザーが好きすぎる!については、既にゲームラストオリジンをプレイ済みの方々向けに存分に語っている記事があります。

愛が暴走した結果読み切るのに5~7分ほどかかるのでご注意を。

今回の記事は、"ラストオリジンをプレイ済み"の方はもちろん「そうでない方にも魅力を紹介したい」との思いから

“スノーフェザーがシロフクロウすぎる件"

を実際の動物画像も交えながら紹介します。

 

スノーフェザーがシロフクロウすぎる共通点4選

ゲーム"ラストオリジン"の登場キャラクターである彼女らは、人間によく似ていながら人間ではない"バイオロイド"です。

人間を素体とした設計図に、動物の遺伝子をかけあわせて製造されたことで動物的な特徴を持って製造されることもあります。

画像の"城壁のハチコ"は、日本人なら言わずと知れた"忠犬ハチ公"をモチーフにしていると公式自ら公言されていたりします。ラストオリジンは元々は韓国のゲームで、日本版に配信されているのはローカライズ版。あちらの有名な犬でも良かったでしょうに、日本のかつて実在した犬を参考にされているのはなんだかこそばゆいですね。

今回の主役、スノーフェザーもその一人。動物遺伝子を混ぜられて製造されたバイオロイドです。

スノーフェザーの場合は"シロフクロウ“とのこと。

シロフクロウの外見は文字通り白いフクロウでして、有名どころだと小説や映画"ハリーポッター"に登場する"ヘドウィグ"のモデル、と言われています。

あえて黒い模様のある画像をチョイスしたのには、理由があります。

ヘドウィグと言えば完全に真っ白なフクロウでしょうが、実際のシロフクロウ、そして今回紹介するスノーフェザーの元となった"シロフクロウはメス“です。

それが何の関係があるのか、を4つまとめました。

 

その1:外見

まず、スノーフェザーの全体イラストがこちらです。

・白基調の恰好
・白い丸みを帯びたフォルムの翼
・黄色い瞳に
・足には拘束具を付けている

と、この文字列だけ見るとまんまシロフクロウの特徴と一致します。

横にシロフクロウの写真を並べて、超遠目で見たらシロフクロウが並んでいるようにしか見えないでしょう。ですよね。うん。

ラストオリジンのスノーフェザーの凄いところは、類似させているのはデザインだけではない点です。

実際、スノーフェザーはこの見るからに幼い顔つきでありながら身体つきは全体的にふっくらしているだけでなく、"身長も174cm“と世のほとんどの日本人男性を上回るほどの背丈です。

スノーフェザーの製造された理由は、要人を警護する守護者となること。緊急時に要人を抱えて飛行する際、小さいよりは大きい方が警護しやすいのは実に納得のできる理由でしょう。

ただスノーフェザー自身は身体の大きさを気にしており、"彼女が望んで大きくなったわけではない"と分かります。

これについては、大型のフクロウに分類されるワシミミズクの仲間であるシロフクロウの遺伝子を取り込んだ過程でシロフクロウの特徴が彼女の背丈にも影響している、と筆者は考えました。

フクロウ全般のオスやメス、って見た目では分かりにくいことが多いです。しかしシロフクロウは珍しいことに、オスとメスで明確に差がありそれが身体のサイズ差、だったりします。

引用:[https://www.youtube.com/watch?v=ZBbbWhFXovs]
これどっちがメスでどっちがオスか、というと白い方がオスで黒い模様のある方がメスでして、しかもメスのほうが大きいんです。個体差はもちろんあるようですが、ほとんどの場合身体が大きく黒い模様のあるほうがメスなんだそうです。

黒い模様はメスか、若い個体に現れるとのこと。こちらの画像ではオスにも端っこに黒い模様があるのが分かります。

よく見るとスノーフェザーのドレスの端にも……?

スノーフェザーは身体年齢だと、21歳相当として製造されている設定です。

人間基準だと"若い"に分類されますし、メスなので黒模様があって当然。シロフクロウとしてのイメージだけなら、ヘドウィグのように完全に真っ白でいいところをあえて黒い模様がデザインに組み込まれているんです。

 

その2.能力

スノーフェザーは、視覚と聴覚が優れている設定です。

実際、自己紹介文や作中のイベントストーリーでも自他共に認める夜目ききです。

これは元のシロフクロウからしてでして、厚い草木や雪の下の見えない獲物を光の少ない夜に狩りができるほどの感度の高い視力と、土の中を移動する獲物の音を聞き取れるほどの聴力を有しています。人間と比較すると視力は10倍聴力は3倍とのこと。

こと視力の場合、明るい時は瞳孔を小さく、暗い時は瞳孔を大きくしてカメラで光を絞るレンズのようにサイズを変えたりすることで調整している様子を見ることができます。

スノーフェザーもちゃっかり、戦闘中に表示されるSDキャラクターでは瞳孔の大きさを変化させていたりすることがあります。

左が通常時、右は雪が降ってきた時に見つめている様子。

瞳孔はそれ以外にも、興奮したり、注視したいものがある時に大きくなるとのこと。このあたりは猫や人間と近しいです。ゲームのスノーフェザーもちゃんと反映されているんですね。

笑顔も実にそれっぽいです。にっこり。

スノーフェザーの能力としては、視力や聴力以外にも"冷気属性使い“、なことも特徴です。

作中ではこの能力で、主人公たちを窮地から救ったこともあるほどの苛烈な冷気を操れます。見て下さいこの身の丈いくつ分か分からないほどに巨大なつらら。

シロフクロウは北極圏のツンドラなどに住んでいる種です。繁殖期だけは日本の北海道に姿を見せることもあるほどに南下することもあるようですが、基本的には寒ーい地域に分布しています。

彼女がふっくらしている見た目なのは冷気から身体を守るためなのでしょうし、寒い地域に住んでいるシロフクロウの遺伝子を取り込んでいるスノーフェザーをゲームのキャラクターとした時、特徴として冷気攻撃を扱う、のはとても自然な流れに思います。

 

その3.仕草や性格

スノーフェザー自身は非常に大人しい性格です。

シロフクロウ自体の性格は獰猛……なのでシロフクロウらしくはないものの、普段は一か所に留まり激しく動き回ることはない、というフクロウらしさのイメージから近いと思います。

ここで実際のゲームでの攻撃モーションを見て下さい。

地表スレスレを滑空しつつ接敵し攻撃。これは、猛禽類がする狩りと同じなんですね。

彼女はフクロウではないので、攻撃後のようにふわっと肉薄してもいいものなのにフクロウのように狩りをするわけです。これはもはや狩猟本能の発露、と言ってもいいでしょう。

勝利モーションでは、一か所を瞳孔が開いたままじっと見つめる姿も。

人間の見た目なのもあり、「ちょっと怖い」とよく言われます。でも猫や犬とかの動物って、たまに虚空を見つめることがありませんか……?フクロウもそういった面があり、スノーフェザーはフクロウよろしく一か所をじっと見つめているようです。

フクロウは、犬や猫と比べると敷居は高いですが一般的にペットとしての愛玩動物としての側面もあります。懐く、というよりは慣れる、だそうですが。

 

“ラストオリジン"のスノーフェザーは、ちょっぴり変わっています。製造され稼働してから仕えるべき人間に会ったことがなく、これまで主人と呼べる人物に出会わぬまま戦いに明け暮れてきました。

理想のご主人様像を話すスノーフェザー。

フクロウは警戒心が強く、懐く動物ではありません。仲良くなろうと思ったら、危害を加えない人物だ、と分かってもらう必要があります。

分かって貰えた後は、フクロウによっては頭を撫でてくれと甘えてくる個体もいるそうです。

ラストオリジンの世界では、人類は全て滅亡しており主人公一人だけです。そんな世界で、人類を滅ぼした災厄と戦い続けてきたスノーフェザー。まだ見ぬ未来の、会えるかも分からない世界でたった一人のご主人様に"甘えたい"と笑顔を浮かべます。

 

その4.愛情が強い

国内でブリーディング(CB:キャプティブブリード)された鳥類は刷り込みが入るので、人間に懐くようになります(場合によっては人間相手に発情します)。 人間を愛し、人間に恋し、人間と共に生きようとします。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=3xZeafSsGYw

鳥類は、他の動物と比べて愛情が強い、と聞きます。

スノーフェザーも愛情が強いようで、主人公と合流してから1年後。

主人公と親睦を深め、恋心を抱きウェディングスキンを着て求愛をするスノーフェザーでしたが不安になってしまいます。

※ボイスが再生されます。むしろ震える声を聞いて下さい。

バイオロイドの中でも、主人と密接な結びつきを求める種たちは実際に主人を失うと"壊れる"例が存在します。スノーフェザーも、作中でかつて行動を共にしていた大事な、大事な仲間をやられ憎しみに支配され暴走したことすらありました。

スノーフェザー自体は人間素体のバイオロイドなので、鳥類ではありません。しかし、彼女の愛情深い性格は彼女に混ぜられたシロフクロウの遺伝子によるものなのだろう、と筆者は捉えています。

※ボイスが再生されます。むしろ裏返る声を聴いて下さい。

ウェディングスキンを着てからは元の大人しさはどこへやら、ぐいぐい来るスノーフェザー。

このスキンの名前は、「あなたへの羽ばたき」です。

主人公であり、理想のご主人様となってくれているあなたへ羽ばたき始めたスノーフェザーの心は、もはや止まりません。

「(あなたに撫でてもらいたい)」
「(あなたと一緒にいると安心する)」
「(だからこそ、あなたを失ってしまうのは怖い)」
「(一歩進んだ関係を望んで、もし拒絶されてしまったら。でも……)」

一歩を踏み出す大事な一言が言えないまま、想いばかりが募り苦しくなるスノーフェザー。彼女の想いに応えるか否かの選択は、主人公の行動次第となっています。

ウェディング衣装を着た、シロフクロウの遺伝子が混ぜられたバイオロイドのスノーフェザー。人間ではなく、人間の模造品のバイオロイドであるスノーフェザー。200前後の魅力的なキャラクターが存在し、皆が皆主人公を慕う中での"一人の女の子"としての強く清らかな願い。

ラストオリジンには、"誓約の指輪"なるバイオロイドと特別な関係になれるアイテムが存在します。

非人間であるバイオロイドを人間のように大事に扱い、"家族"だと表現する主人公。

“家族"となり年月を経て愛情を深め、勇気を出して大事な一歩を踏み出し共に生きようとしてくれるシロフクロウ遺伝子入りのバイオロイド、スノーフェザー。

世界でただ一人の人間として、世界でただ一人の男性として。スノーフェザーの想いに応えともに大事な一歩を踏み出す覚悟は、出来ましたか。

 

おわりに

誓約し特別な関係となったスノーフェザーは、長年の夢が叶い幸せそうな様子を見ることができます。

迎え入れた主人公も主人公で、これまでは一切してこなかった"特別な関係だからこそ"のまるでおしどり夫婦のようなやり取りをしたりします。

筆者お気に入りのボイスがこちら。音が出ます。

ーーかつて人類が滅亡し、世界には主人を失ったバイオロイドたちと滅ぼした敵"鉄虫"だけが残った。

バイオロイドたちは諦めず、"鉄虫"たちと戦争をしながら広い世界の、どこかにきっと生き残っているはずの"最後の希望"である人間を探し続けさ迷う。

反抗勢力に加わったスノーフェザーも、仲間のバイオロイドたちと助け合いながら戦いの日々に明け暮れることになった。

苛烈極まりない戦争が100年続いたある日……。"最後の人間"が存在することを掴んだ。

明日を生きられるか分からない人類の滅亡した世界で、生きるか死ぬかの日々を過ごしてきた野鳥の女の子。

絶滅した、とされる人間には会ったことがない。もし万が一、億が一、会えても"理想のご主人様"となってもらえるかなんて分からない。

なにせ残っていたとして"最後の希望"。人類軍の総司令たる人物の顔をいちバイオロイドである自分が見れるかどうかすら怪しい。

……はずだった。

野鳥だった女の子を"家族"として迎え入れた主人公は、戦いに明け暮れるしかなかった生活に救いを、癒しを、潤いを、そして仕えるべき念願のご主人様になってもらえた。

そして、親愛が恋へと変わった"元野鳥の女の子の夢を"主人公はついに―――ー。

これは"人類滅亡まで残り、あなた一人の世界“ラストオリジンで"シロフクロウの遺伝子を取り込んだどこかフクロウっぽい少女、スノーフェザー"の良さを広めたい筆者Zelarny(@Zelarny)による記事。

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