コンパニオンシリーズと学ぶラスオリの基礎知識②:回避ステータス編【日本版ラストオリジン】
<あらすじ>
ラスオリ界のグアムから、司令官率いる抵抗軍に加わった新入りのバイオロイド、コンパニオンシリーズ所属のスノーフェザー。
過去自分を救ってくれた恩人、"リーダー"のようになるべく日々精進を意気込むシロフクロウ遺伝子を取り込んで製造された女の子です。かつて戦いに明け暮れていたため、戦闘には慣れているのですが……。オルカ流の効率的な戦闘、となると不慣れな部分がある様子。
スノーフェザーを始め犬や猫の動物遺伝子が含まれて製造されるコンパニオンシリーズのサブリーダー扱い、白猫バイオロイドのペロが彼女に猫の手を貸してくれるようです。
「ラストオリジンの戦闘よく分からん……」
この記事はそんな初心者な方向けに、会話方式の彼女たちと一緒に楽しく勉強していく解説コーナーその②です。
▽その①:命中編はこちら。
クリアできない時の対処法:回避編
ラストオリジンのキャラクターの中には、回避の増加するタイミングが常時だけでなく〇〇時、なキャラが存在します。
「wikiや先輩司令官の編成を自分なりに真似たのに周回失敗するのはなぜ……?」
それはきっと、回避増加タイミングの理解が甘いからだと思われます。
敵の攻撃を避けることで一切の被ダメを0に抑えられる超強力な挙動、回避。スノーフェザーなどの機動保護機は、仲間を庇った上で一緒に避け敵の攻撃を空打ちさせる、なんて芸当が可能です。
ただそれだけ強力な挙動なだけに回避ステは稼ぎにくいだけでなく、回避特化にすると他のステが低くなりがちな弱みがあります。
今回はそんな"回避“と“完全回避“について学びます。
まずは回避増加条件を確認しよう
ラストオリジンのスキル説明文はぶっちゃけかなり分かりにくいので、自分なりに〇〇時はこう、△△時はこう、と脳内変換する必要があります。
ラスオリの戦闘はRound(いわゆるターン)制で進みますから、戦闘中にRound以外なんて場面はありません。「Round開始時~」とあれば実質常時Round開始時1Round効果のバフを得ていると思っていいです。
こちらは戦闘時にキャラを長押しで見られるステとバフ画面。
例として編成画面で見る回避値にRound開始時~発動の回避値が加算されたスノーフェザーの図
「〇〇時~」とある場合は、その〇〇を行った直後からバフを獲得する、という意味です。
書かれていないことが多いのですが、このバフの効果時間が2Roundだったりと起動直後のRoundだけでなく次のRoundでも有効なことが多いかつ、キャラによっては重複したりします。
例としてスノーフェザーの場合は最大3回重複。
1Roundに2回行動した場合、2回分増加かつこうして次のRoundでも攻撃時バフが残っています。
〇〇時増加、の効果は本当にキャラによってまちまちです。
特定の攻撃を避けたい!となった時、採用した回避キャラに適した運用でなければ真価を発揮できません。
▽攻撃時に回避バフ獲得キャラの例
自分から行動して攻撃しないと、なため先手を取られると回避バフを積めず避けにくい。行動力装備を付けたり仲間から行動力サポートがもらえると吉。
▽偵察バフ獲得時に回避バフ獲得
6-8Ex、7-8ExなどWave1限定のステージだと偵察バフ獲得が起動しない。小型偵察ドローンや運命の水晶玉など偵察バフ獲得装備を用意する必要あり。
▽特定装備を装着で追加回避バフ獲得
テティスは小型偵察ドローンか、運命の水晶玉か、改良型観測装備を装着時でしか回避が追加増加しない。ペロは味方からの行動力バフのほか、改良型戦闘システムでも追加増加する。
▽被撃(攻撃された時)の度に回避増加
被弾した回避したは関係なかったりする。最初は避けられなくても攻撃される度に増加する回避で避けれたり。
▽配置で回避増加値が変化したりも
この3人は前に近いほど回避が高い。
“完全回避"とは
ラストオリジンの戦闘ルールでは、被弾確率は味方回避≧敵命中で求めることができます。
例えば、今回の例のライトニングボンバーType-Xだと命中率は240%。こちらの攻撃されるキャラの回避率240%以上なら一切の被弾確率を無くすことができます。筆者はこれを完全回避、と読んでいます。
特定のエネミーだけでなく、特定のステージを周回/攻略したい、となった時は出現する全ての敵の命中値を長押しして確認して回ります。
22/11/24時点開催中のイベントProject ORCA スターナイトステージ Ev1-1ExのWave1に出現しているエネミー例だと……
ナイトチックディテクターGを長押しして確認できる攻撃スキル2種
敵の中には異様な超命中を有する場合もあります。
完全回避できるに越したことはありませんが、被弾を許容できたり被弾しても問題なさそうなら敵最大命中に必ずしも回避を合わせ完全回避を目指す必要はありません。
例:痛くない攻撃へは被弾を許容している図
必要な回避値を用意するには
回避は強化ポイント1につき+0.4しか稼げません。
レベルアップごとに貰えるスキルポイントは3なので、Lv100まで育てた場合は最大300。この300を全部回避につぎ込むと120%増加します。
これはレベリング次第で完全回避を狙える場面が増えることを意味します。
戦闘に出て毎Round開始時+90%を得たスノーフェザーの図
高難易度の敵ほど、攻撃力が高く被弾するとHPを大きく減らされ大破しやすいです。
9%足りない、ということは100回攻撃される機会があると9回被弾する、ということ。
この9%、いえ0.5%回避が足りないだけで大破し周回停止はよくあることなので、オート周回時は特に許容できない痛い攻撃は絶対に避けさせたいです。
装備を付けてみる
ラストオリジンの装備の中には、ステ画面では反映されず戦闘中にのみ効果が反映される装備があります。
今回装着したOS枠の装備"標準型戦闘システムEXは"まさにそれで、ステ画面だとぱぱっと見は分かりません。
装備装着画面で増加する、とあるのにステ画面に反映されていない場合は、それは戦闘中発動のものです。
実際に戦闘に出し、手動で長押しして確認してみたスノーフェザーの図
これで命中が240%以下の敵が何千、何億と攻撃してきても一度も被弾することなく周回が可能です。
ところで、ペロが何かに気づいたようです。
装備の中には、強力なメイン効果の代わりにデメリットとしてステータスが低下する装備が存在します。
回避低下装備の図
スノーフェザーは役に立ちたいばかりに、少しでも強い装備を、と付けてもらったようです。
ただこの装備は回避率が低下する、というデメリットがあり、回避反撃機のスノーフェザーとは相性が良くありません。
-12%も低下している、ということはスキルポイント1につき0.4増加する計算だと-30に該当するため、これは1レベルアップで3増加するスキルポイントのうち10レベル分を台無しにしてたことになります。
今回は2つも装備してしまっているので、20レベル分弱体化したも同然だったのです。
デメリットのない装備に変えてもらったスノーフェザーの図
ステ画面で165%にもなったスノーフェザーは、戦闘中+90%の回避増加バフを得て255%へと到達。
今回用意したい240%へは特に装備とか付けなくても自然と到達できていたことになります。
実際、計算上はLv88で回避全振りだとステ画面で150.2%となり、スキルレベル10なら+90%で戦闘中は240%に到達するので装備選択はもちろん、Lv次第でもなんとかなる、と分かります。
仲間の力を借りてみる
ラストオリジンのキャラクターたちは様々なスキルを所持しています。
攻撃や防御、回避、命中、行動力、クリティカルといった基礎ステ関係を増加させるスキルのほか、防御貫通率を増加させたりスキル威力そのもののダメージ量を増加させたり……本当に様々です。
今回頑張るスノーフェザーを見かねた司令官ことご主人様が同行させたのは、以下の3人。
回避バフは基礎的なだけに、仲間に付与するキャラはそこそこ多いです。
中でも、パッシブスキルで仲間に命中バフを付与するキャラはアクティブスキルのように行動せずとも戦闘に出た時点で常に付与されるので重宝します。
パッシブスキルで仲間に回避バフを付与できるキャラの例(昇級後及び条件付を含まず)
そもそも、回避値が必要、と判断しないとならない時点で敵からの攻撃を許している、ということです。
クリアするまで避ける回数が何回なのか分からない以上、敵はもちろん味方からの追加バフも時には必要となります。
アクティブスキルで回避増加キャラも鍵(昇級後及び条件付を含まず)
また、これらパッシブスキルの効果量はスキルレベルの影響を大きく受けます。
一般的に、スキルレベルが高ければ高いほど効果量も比例して高いです。
例)Mr.アルフレッド
キャラ選択画面でスキルそのものを選択してもいいですし、編成画面で右下のスキルを選択してもいいです。
そして戦闘に出したら、オート周回に繰り出す前に回避を稼ぎたいキャラを長押しステを表示、回避値が必要数に届いているかを確認する。
これを徹底するようにしましょう。
この辺りは①と同様(①命中編リンク)ですので、そちらも合わせて読んで貰えたらと思います。
戦況の見極めも肝心
敵のスキルも味方同様、様々な効果があるのは知っての通りです。
その中には遭遇した瞬間からこちらの回避を低下させてくるような厄介なエネミーも存在します。
例)レギオンMk.Ⅱ
それだけでなく、この敵は自身が攻撃後命中増加まで持つ回避盾殺しな性能でもあります。
他にもスキル1つ使っただけでこちらの回避バフを全解除+回避低下なんて回避盾絶対殺すマンがいたりもします。
そもそも明らかに回避が難しそう、なステージでは回避盾を採用しない、な判断も時には必要です。
我々人間にも適材適所があるように、キャラたちも得意なステージ、苦手なステージが存在します。
「どうしても避けたいけど回避値が足りない。どうすれば……」
そんな時はHPや防御、属性耐性と言った防御ステータスで耐える耐久盾や、被ダメ軽減バフを重ねに重ねて耐える軽減盾の採用を用意することでなんとかなる場合があります。
なぜか避けられない、となったら原因は回避値の不足なだけでなく、敵のスキルとの相性が悪くもあるかもしれません。
そんな時はまず敵を長押しして回り、悪さをしている敵を突き止めてみましょう。
ステータス"回避"編まとめ
▽今回と前回の学びを活かしつつ、完全回避も達成して単騎周回を続けるスノーフェザーの図(無音2倍速動画)
こと攻撃が避けられなくてやられてしまう、に関してはこのように回避の確保で攻略が可能です。
だいたいのステージは前回の必中値の確保、そして回避値の確保が出来れば多少時間はかかろうと周回することはできてしまいます。
ぜひ周回したいな、と思った時の参考にされて下さい。
▽前回のリリスと学ぶ命中知識編はこちら。
▽初心者向けチャートもここな初級者記事群はこちら。
分かりやすく、そして少しは楽しみながらお読み頂けたなら幸いです。
サービス開始から遊んでいるラスオリ一筋の自称上級者、Zelarny(@Zelarny)がお送りしました。
閲覧ありがとうございました。
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