ハベトロットのA→S→SS昇級優先度は高難易度用なら高めかも。変化の聖所2-60フルオートクリアすら可能【日本版ラストオリジン】
22/10/22に実装されたAランク機動保護機、陸軍スチールラインの行政業務と情報通信担当の頑張り屋少尉ハベトロット。22/12/28にはAから最上級のSSまで昇級が実装され3つものパッシブを持つに至った彼女の昇級はもうさせたでしょうか。
ハベトロちゃんと言えば親しくなると主人公への呼び方が「にぃに」となるほど幼さと妹らしさ全開なキャラクターでありながら、水着スキン実装時にはダイナマイトボディを披露し多くのユーザーの度肝を抜きましたよね。
こと性能はどうなんだ、と言われると実はAランクのままでも高難易度攻略に有用であり、SS昇級させるとなんと回避系の保護機ながら各種支援能力まで獲得しより活躍の幅を広めることができます。
どれだけ凄いか、というと編成次第ではあの上級者向けエンドコンテンツ変化の聖所における最深部、超凶悪エネミー“追撃者"の潜む2-60を通しでオートクリアできてしまうほどです。
筆者最推しのスノーフェザーちゃんを主軸にした回避反撃編成でも一部手動の半オートでクリアできてしまいました。確率的にだいぶ辛勝な感じだったとはいえ最推しで勝てるとほんっとに嬉しいです。
今回はそんな高難易度攻略で輝くハベトロットちゃん超強い!を紹介します。
▽Wave1~Wave5までのフルオートクリアの様子はこちら。
高難易度御用達…?SS昇級ハベトロット性能確認
まずSS昇級ハベトロットの能力をざっくりとでも確認してみましょう。
滅亡前の戦術教本(https://lo.swaytwig.com/units/BR_Habetrot)からスキル効果一覧画像をお借りして、フルリンクボーナスをバフ/デバフLv+2に、誓約/好感度200にしてバフ/デバフLv+1効果を得させてみたものがこちらです。
Aの時点の資源の軽さを捨てての昇級で得られる効果が敵の攻撃をどうこうする標的や避ける前提である回避云々とか書いてある時点で速攻が好まれる周回よりは高難易度用なのは見ての通りです。
特に強い点は以下の4つ。
③と④はまんまなので分かりやすいでしょう。
特に④とか機動保護機用のOS"高機動マニューバ"+10を装備するとSS昇級し獲得したパッシブ3の効果と装備だけで被ダメ軽減100%超えるんですよ……?
こうなったらもう強化/被ダメ軽減解除や被ダメ軽減無視攻撃でも受けない限り各Roundの最初の1回に限れば絶対に1しか受けません。しかも装備効果は強化解除を受けない"一般"効果カテゴリーなので、全滅必至の強化解除付き発狂追撃者のスキル2"血の爪"すら受けきることも可能です。
マニューバがなければ即死でした。
強み解説①.最高峰の大幅回避バフ
ハベトロットのスキル2はRound経過で効果が減少し、再度適用時に最大発揮、というちょっとややこしい性能です。
バフ/デバフLv+2かつ誓約/好感度200でのバフ/デバフLv+1効果を得ていると一度の使用で使用直後のRoundは最大+64%増加するのですが、次のRoundに以降すると16%分のバフが消失し回避値が落ちます。
味方への回避+64%は全キャラで見ても2番目に高い増加値かつ、1Round経過した後の48%でも上から3、4番目なレベルなため回避型のキャラには非常にありがたいバフとなります。
敵からの攻撃を無駄打ちさせることができる強力な挙動、回避。やろうと思えばあの追撃者の9マス強化解除かつ特大固定ダメ付与のスキル2すら躱せます。
ひょいっ。
まぁその分回避値依存のスキル威力低下バフが付与されてしまうので、火力が落ちるのですが……。とあるデコお嬢様を添えておくとなんと帳消しどころか、をしてくれたりします。編成例紹介の覧で後述します。
強み解説②.仲間への標的の付与と解除
灰色の剣のようなアイコン。これは"標的"バフでして、敵からの攻撃をこのキャラに誘導するよ、という効果があります。
“標的"は基本的には敵からの攻撃に総攻撃指令的な意味で指揮官格から付与されることが多い(センチュリオン系とか)のですが、中にはこうして味方から仲間へ付与し攻撃を引き付けさせる、なんてことも可能です。メリーの保護機へのスキル2や、アラクネーの保護機へのパッシブ、その他自分で標的を持ち出す自己標的持ちであるA昇級Miss Safetyや専用装備カーンなどもいます。
ハベトロットの場合は自分より回避が高い味方に標的バフを付与し、自分より回避の低い味方は標的バフを解除する、という性能です。
これに役割指定はないので、今回の例のように誰一人保護していない回避時反撃持ちの攻撃機(リンティやティアマトなど)に付与し攻撃を集中させ反撃させる、なんて芸当が可能なのです。
ハベトロのスキル2の9マス範囲のうち、標的バフがあるのは前にいるティアマトだけですよね。
これは仮に敵のスキルによりティアマト以外が標的を付与され狙われてしまうような場面でも、ハベトロは解除し自分より回避が高いのでさえあればそのキャラだけに標的を付与するため攻撃の分散を避けられるわけです。
それでいて彼女自身はこの明らかにどんくさそうな見た目と装備に見えて支援機ではなく回避保護機なため、仮に標的対象が狙われても指定保護もしますしやろうと思えば追撃者のスキル2すら回避できたりします。
ティアマトと揃って回避してるこのシーン、実は避けたのが即死必至なあの必殺技なのですからいかに強いかはお分かりでしょう。
追撃者がこの姿勢を取った瞬間、全滅を覚悟する司令官は数多くいます。
ハベトロと標的を付与された回避仲間、そして彼女らのサポーターさえそろっていれば壊滅必至の呪われた血の定めからすら逃れられるのです。
SSハベトロ運用例紹介:変化の聖所2-60フルオート
ハベトロのスキル2はいわゆるチャフ……レーダー探知妨害を目的とした電波を反射する物体を空中に撒布すること、です。
ラストオリジンの戦闘はSDでは目前のように見えても実際はかなりの範囲を戦場としているため、電子機器での索敵に頼らざるを得ません。恐らく敵からしたらティアマトくらいしか見えていないゆえに"標的"が付与されているということなのでしょう。
2-60オートクリア(2倍速)動画がこちらです。
SSハベトロット
誓約(または好感度200)によりバフ/デバフLv+1を獲得したスキルレベル13相当です。
筆者の場合はLvも120まで拡張しているため、回避値やHPが大幅に伸びて生存性が増しています。
“標的"の仕様としてパッシブではなくアクティブスキルでの付与となる場合、確実に攻撃を誘導するためには敵から攻撃される前のRoundから付与されていないといけません。これにより最速行動しスキル2の標的付与を行いたいための先手奪取用の装備となっています。
その割には行動力チップがβじゃなかったりOSがマニューバなのは"保険"用です。行動力βは回避値の下がる装備なので被弾の機会が増え安定性に欠けてしまう可能性がありますからね……。
なおこのスキル2は回避値に比例したスキル威力低下バフを付与してしまう分、攻撃を集中させられる代わりに予ダメが落ちやすい欠点がある……んですが……。
異常なスキル威力増加バフを付与しているキャラが同行しているようですね……?
ティアマト
誓約(または好感度200)によりバフ/デバフLv+1を獲得したスキルレベル13相当です。
筆者の場合はLvも120まで拡張しているため、回避値やHPが大幅に伸びて生存性が増しています。
特にティマアトは回避値依存の攻撃スキルを所持していることから、こうした回避極振りでもダメージが出やすい点が特徴であり今回の編成だと反撃を放っただけなのに30万ダメージとか叩き出します。
これ超火力のスキル2じゃなくて普通にスキル1で殴っただけなんですよ……?これをハベトロにより付与された標的で反撃の度に繰り出すのですから強い強い。
足りなさそうな命中に関しても元々所持している自己バフの数々や、マキナ、マーキュリー、そして昇級したハベトロからも命中バフを貰えることで2Round目時点で300%は超えます。
この時点では350%ないのでたまに避けられていますが、重複するマキナのバフを貰った後なら聖所攻略時に欲しい350%に到達するため赤ボンバーももちろん楽に処理できます。
2-60オート、と言ったら全パターンのオート可です。
このようにスペクターとライトニングボンバーType-Sの極悪編成すら今回の編成では最長14Roundとかかかったりとぐだることはあるものの、安定して通過できてしまいます。
マーキュリー
好感度200(または誓約)によりバフ/デバフLv+1を獲得したスキルレベル13相当です。
マーキュリーはとにかく多くの仕事をしています。全域味方の人数依存の攻撃クリバフ、自分がいるだけで命中バフ、同ストライカーズであるティアマトとのシナジーでスキル威力増加バフまで付与、の他敵全域に干渉する効果もあります。
なんと状態異常耐性を無視して自分より攻撃値の高い敵の行動力を永久に減衰するほか、特定のステが増加する場合毎RoundAPを削る効果すら持っています。
これにより状態異常耐性100%を有する基本デバフが一切通らないあの追撃者相手ですら攻撃頻度を削ってたりします。マーキュリーぱねぇぇぇぇ……。
それでいてスキル2は全域弱体解除かつ即時AP付与なため、敵の行動遅延を攻撃値が低いだけで行いつつ行動の度に味方の行動加速を行い手数の差を広げたりもしています。えっぐい。
リンクを重ねていることで攻撃値が伸びている分、ノーリンクのがよくね?な気がしないでもないですがはたして。
マキナ
好感度200(または誓約)によりバフ/デバフLv+1を獲得したスキルレベル13相当です。
戦闘開始時に全域機動のAP付与と常時攻撃クリバフの付与、そして一たびスキル2を使えば攻撃回避命中の大幅付与それもスタックが可能ともう説明不要の超強力機動サポーターがマキナです。
先手奪取しやすいためバフの蓄積がしやすく、こちらに有利な状況を作りやすい点が本当に強力。
今回はマーキュリーもいて敵全域の遅延までできるので、なおさら回避バフを積みやすいわけですね。
動画だとこうして最初の1回だけ被弾するティアマトですが、以降は反撃で命中バフを付与している敵を撃退かつまさにマキナの回避増加バフにより全てのタイミングで追撃者の命中値を超過できます。
クリティカルだと一撃中破な破壊力です。超痛い。
滅亡のメイ
誓約(または好感度200)によりバフ/デバフLv+1を獲得したスキルレベル13相当です。
メイちゃんは知っての通り、HP25%以下で中破していると周囲の行動加速を行うためこれで主にハベトロの先手奪取の手助けをしているほか、ティアマトの反撃のみだとどうしても場に残りやすい敵の対策にスキル2の反撃解除付きの時差着弾攻撃を使用させています。
それもライトニングボンバーType-S相手ですら反撃でなくとも命中させられるよう命中850%超えクリ100としているので、仮にティマアトが外しまくっても問題なく処理できるのです。
タイミング次第では以下のように2連続で落としていることも。
ハベトロが攻撃を誘導してくれている安全圏から、マーキュリーのAP供給を安定してもらえているがゆえです。
SS昇級ハベトロが高難易度に強い!まとめ
実際めっちゃ変な組み方をしようと思うと、ハベトロの回避を待機時に回避が大幅に増加するエミリー以下にすることでエミリーに標的を付与し敵からの攻撃を固定、エンジェルちゃんで攻撃機に被ダメ軽減7割を付与してさらに何かしらで10割被ダメ軽減にさせつつ反撃を付与させて……とかするとなんと。
一切被弾できないはずのエミリーが強化解除や被ダメ軽減無視がとんでこない限り基本1しかうけないまま反撃で敵を減らしまくる、なんて挙動をさせることすら可能です。
笑顔がとっても可愛く中身的にも外見的にも(?)将来有望な妹気質頑張り屋少尉ハベトロットちゃんをよろしくお願いします!
▽昇級優先度や未実装昇級戦闘員記事はこちら。
▽その他の聖所攻略有用編成もある聖所関連記事群はこちら。
▽変化の聖所の総合攻略記事はこちら。
サービス開始から遊んでいるラスオリ一筋の自称上級者、Zelarny(@Zelarny)がお送りしました。
閲覧ありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
この編成って3区でも通用しますか?
するところではしますししないところではしませんね。
通用しないところではしない。言葉ではなく、「心」で理解できた!
3区は曲者揃いでしてね……。
2区までは皆普通に通るからなんとかなるだけで普通に通らない敵が多いんですよね。
いつも参考になる先生の解説に感謝しております。
僭越ながら申し上げますと解説の中で文脈の意味合い的に必須ではなく必至の方が個人的にしっくりきました。
これは1つの判断材料としてあしらってください。
愛読ありがとうございます。
言われてみれば確かに……!でしたので記事修正を行わせてもらいました。
細部まで読んでもらえているという事実に身を引き締めて書いていきます。
2-60全5面オート見たい!
最長で16分とかかかるしテンポもよくないので需要無いと思ってましたがまさかの……!?
動画は編集直後に消してしまったので、再度撮り直して記事内に近いうちにリンク貼っておきます。更新をお待ちください。