2022年4月27日
はじめに
この記事は22/04/27に投稿された、韓国版(以降本国版と表記)ラストオリジンの要素の予習記事です。
日本版ラストオリジンは22/04/27現在、"システム改善Ver"の開発を行っており22年5月に公開を目標としています。
“システム改善Ver"は22年度の本国版同様の環境となる、と告知されているため、予め22年度の本国版を知ることでそのまま未来の日本版の実装内容となる可能性があります。
日本版も次のアプデから永戦から変化の聖所へと置き換わる、とゲーム内で確認できます。
今回はそんな"変化の聖所“の概要をざっくりと紹介します。
※[注意点]
性質上ネタバレとなる可能性が非常に高いです。
また、あくまで可能性が高いだけなので実装されないかもしれません。
鵜呑みにされず「なるかも」程度にお納め下さい。
実際に実装されるか否かは日本版ラストオリジン運営の実装告知をお待ち下さい。
▽全体的にどうなるの?についてはこちらをどうぞ。
“変化の聖所" 概要
※画像は本国版のエミュ和訳機能を使用しています。
“変化の聖所(以降聖所と表記)“とは"永遠の戦場(以降永戦と表記)“に置き換わる形で実装されている常設型コンテンツです。
そう、常設です。
永戦は一定期間毎に開催と閉鎖を繰り返し、何度も1層~30層まで登って報酬を獲得していました。
一方で、聖所は一度クリアしたら同じ階層をクリアする必要性がありません。
ただその代わり、
「難易度が増していく後半をクリアするほどに獲得/生産できる鉱石の量が増していく」
ことで永戦/聖所装備を獲得しやすくなるため、お目当てが欲しければ深奥まで攻略しろ、というコンテンツです。
▽新規追加と思われる永戦/聖所装備についての記事はこちら。
永戦と同様なのはこちらです。
・入場には資源を必要とする
・戦闘勝利しても好感度獲得/EXP/スキルEXPの入手不可
・戦闘中の回復不可
・戦闘中の大破/中破/好感度低下の未反映
・永戦同様複数部隊で攻略可能(撃退された場合別の部隊で続けて攻略可能)
・特定階層(ボスなど)以外ランダム階層有り
・永戦仕様の特別な性能のボスエネミーが登場
これらの永戦要素をそのままに、特定階層以降の聖所要素が追加されます。
“作戦エリア"と"鉱石"
入場するとこの画面となります。
第1作戦エリア、第2作戦エリア……の枠が見えるでしょうか。
これはどうも
「鉄虫の本拠地に攻め入り、鉄虫を撃退しつつ鉱石を奪取、扱えるよう手を加えて安全地帯の確保/戦力の増強を目論む」
設定のようです。
奪取した鉱石はトミー君が加工しアルタリウム(仮。元"未確認金属鉱物"と思われる)や精錬アルタリウム(仮)に加工してくれます。
この作戦エリアを奥に奥へと進んでいるほど、1時間あたりに作れる素材の量が増していきます。
上の画像だと、アルタリウムは1時間で5個。
精錬されたアルタリウムは1時間で1個が作れる、というわけですね。
※筆者の進行度具合(最高到達2-11状態)での話
鉱山を掘り進んでいるようなものだと思ってもらっていいと思います。
奥へ行くほど量が多く、質の高いものが手に入るとでも捉えて下さい。
1個でもアルタリウムが作れていると、入場前に
「受け取れる状態ですよー」
と教えてくれるビックリマークがついています。
入場し、[物品の受領]を選択することで獲得することができます。
こうして、
「作戦エリアのステージを次々とクリアしアルタリウムの獲得量を増やしていき、鉱石を貯め永戦/聖所装備と交換する」
これが基本的な聖所の進め方になります。
各種作戦エリアと入手できる報酬
※22/04/27時点の筆者の進行度です。
前述している"作戦エリア"を選択するとこの画面となります。
右上には今選択しているステージ、そしてその下にはクリア報酬、さらに下には採掘量と採掘上限が載っています。
画像例でこれから攻略しようとしている第2作戦では、クリアごとに資源2000ずつパックと、アルタリウム、精錬されたアルタリウムを一定個数入手することができます。
第2作戦では、です。
第1作戦エリアでは、なんと最深部の60ゾーンを攻略するまで精錬アルタリウムの採掘量は一切増えずクリア報酬でも獲得できませんでした。
第2作戦エリアでやっと精錬アルタリウムを入手できるようになる感じです。
聖所装備は精錬アルタリウムでしか交換できず、アルタリウム→精錬アルタリウムに変換する交換所もないです。
よって聖所装備を入手したければ、事実上は第1作戦エリアのクリアは必須で第2作戦エリア以降へ進む必要があるということです。
この仕様もあり本国では大変荒れたため、日本版もこのままかは不明です。
各種エリア内は以下のようになっており、後半ほど難易度が高くなっていきます。
第1作戦エリア:60層
第2作戦エリア:60層
第3作戦エリア:60層
第4作戦エリア:30層
第1作戦エリア:永戦並60ステージ
中身は60階層にしただけの薄伸ばし永戦です。
画像が1-60です。もはや永戦30Fクリア者ならお馴染みの敵編成でしょう。
22/04/27時点で30層までクリアできていた方なら、合間合間に水増し層が混じるだけなので普通にクリアできます。
Wave数が異なっていたりと微妙な差はあるものの、難易度も同じなので永戦攻略編成をそのまま使用することができます。
実装されたらさくさくと進めていって軽く通過するといいでしょう。
第2作戦エリア:永戦以上難易度60ステージ
ここから疲労システムが入ります。また、永戦以上の難易度が待ち構えています。
疲労システムとは:
「そのステージをクリアした隊員はその個所の確保のため留まる」
という設定で、同じ隊員を続けて次のステージに使用できない、というものです。
これにより深部へ進むためには別の編成を別の編成を、と準備する必要がありそのたびに編成の組み直しと装備のセットが必要となります。
第3作戦エリア:クソゲー60ステージ
もはやここから悪意の塊のようなクソゲーです。
無限復活や範囲攻撃減衰、超HP、強化解除無効、超火力範囲即死などのオンパレードです。
クリア編成が限りなく限定される場面が多く、本国版の上級者すらクリアを投げる場合があるほどです。
幸い、クリア編成の共有も積極的にされているそうなので詰めれば突破は可能なようで、「クソゲー」と言いながら通過している方をよく見ます。
第4作戦エリア:お詫び難易度30ステージ
詳細は伏せます。
筆者も未参加区域かつ情報を集めていない区域なので、純粋に楽しもうと思います。
“疲労システム"と複数キャラ育成
本国版勢の方の発言で、特定の同じキャラをひたすら同じ数育成して揃えている画像を見たことがある方もいるかもしれません。
これは第2作戦エリア以降のこの疲労システムを見越して、同編成同名でも別のキャラなら疲労システムが適用されない、の穴を突くためです。
第2作戦エリアの敵編成とはいえ、全ステージが第1作戦エリアの永戦難易度深層並なわけではありません。
明らかにしょぼい敵編成の癖に疲労システムを要求される階層もあります。
この水増し層のために毎回編成組んでが面倒なため、
「同編成同名の別キャラ部隊でゴリ押し攻略し進めてしまおう」
が趣旨なわけです。
要するに同キャラ複数育成が必須なわけではなく、
「単に真っ先に攻略を進め時間当たりの鉱石報酬を最大限に獲得したいがための選択肢の一つ」
ということです。
同じキャラが一切使えないわけでもなく、ラストオリジンの一日が始まる朝9時にリセットされます。
複数キャラを育てずとも、色んなキャラの編成を組まずとも、推しキャラのいる同じ編成で少しずつ登るのもいいと思います。
永戦/聖所はあくまで"挑戦"コンテンツ
これまで永戦装備がイベントステージ周回に必須となったことは一度もありません。
そして22年現在の本国版を知る筆者から見ても、永戦装備が全ての周回編成で使用されているイベントは見たことがありません。
高速周回で使用されている場面はそりゃ多く見ますが、それはさくっと集められる快感を得られるよ、な話です。
そしてラストオリジンのイベントは基本的に期間が長いです。
これら永戦/聖所装備を使用しての高速周回編成が組める方は、掘れる機会が来ても1、2週間でもう掘り終わって他事をしていることが多いです。
残りの期間は資源ランしてたりそもそも起動しなかったり、です。
高速周回編成と比較してちょっと周回が遅い編成でも、安定して回り続けられる編成である限り普通にお目当てを集められます。
そしてそして、ラストオリジンのイベント限はそのイベント限りではありません。
この画像は人気キャラクター、エタニティとドロップ先の画像です。
日本版で22/04/27時点だと、過去22年新年イベ"誰かが望んだ願い"で掘ることができた彼女。
次は春の"星夜"イベント、次は夏の"聖域"イベント、そして秋と思われる9区が実装されれば常設入りもする未来が分かっています。
“願い"イベで掘り切れなくて悔しい思いをした方がいたかもしれません。
しかし"願い"以降でも入手機会はきますし、なんならいずれ常設でいつでも掘れるようになります。
安定周回編成の構築に永戦/聖所装備は必須ではありません。
次の入手機会までにキャラを育て装備を強化し組める編成の幅を広げておくことで必ずお目当てを入手できます。
「聖所やらなあかんとかクソゲーやん。引退しよ」
なんてことは言わないで下さい。
やってもやらなくて良いコンテンツ。
これがラストオリジンにおける高難易度や聖所なんです。
こちらを頭の端に置いてもらって、
「まぁ適当にクリアできるとこまでやるか……」
「腕試し程度に挑戦してみるか」
程度の意識で遊んでていいと思います。
おわりに
今回は、"変化の聖所"について概要をざっくりと紹介しました。
そもそもの話、この記事は本国版の予習記事であり日本版からすると未確定要素です。
日本版に聖所が本当に来るのか、そして聖所の内容が本国版と同様になるのか。
それは日本版運営の公式告知と実際に実装された内容を見るまで分かりません。
仮にそのままで実装されるとしても、ストレスを感じるくらいなら触れなくていいと思います。
“ゲーム"なんですし楽しんでこそです。
あくまで"自分なりの楽しさ"を優先して、遊べばそれでいいと思います。
筆者も登るつもりではありますが、"キャラゲーの延長線上"として楽しんでいるので
「高難易度のクリアのためだけに複数キャラを用意して登って登り切ったらはい不要」
なんて扱い方絶対にしたくありません。
どのような形で実装されようと、"自分が楽しめる範囲"で楽しもうと思います。
そして攻略情報は当ブログでも共有して一人でも多くの上を目指したい方がクリアできるよう動くつもりです。
その時はお付き合いよろしくお願いします。
聖所の続報、気になります。
▽その他にも追加していく予定のシステム改善Verの予習記事群はこちら。
ディスカッション
コメント一覧
予習記事、日々楽しみにしてます。
そして待ってました聖所予習!
複数体作らないといけないのかな〜と薄ぼんやり考えていましたが、1編成しか用意できなくても翌日には掘れると分かって安心しましたw
本国版だと冷気パが使用率高いようだったので、取り敢えずグラシアスとアルバトロス製作&マキナとエラ引いてきたので、第2エリアに向けて育成しつつ、そもそも第1エリアも先日の永戦必死過ぎたので安定できるように手持ち育てていきますw
また色んな編成を知り発想の引き出しを増やしていきたいので、実装された際にはまた編成記事なども楽しみにしています!
楽しみにして下さってありがとうございます。
ツイだと伸び悩む記事群でやる気がっしてたところなので励みになります。
聖所記事お待たせしました。
氷龍デッキがもっともコンセプトパとしても編成のコストとしても低めで組みやすい、のが利点のようですね。
主軸がAGSなのと補助役が支援機なので資源に余裕があり製造ガチャ出来る方は揃いやすい点がメリットのようです。
前回は永戦攻略、お疲れ様でした。
次からは一度クリアすればいい+新天地なので、多少雑でもなんとかなるでしょうけど確かに下地を固めておくと以降の層で楽ができそうです。
実装後の攻略例はもちろん共有していくつもりですので、その時はぜひお付き合いしてもらえればと思います。
一人で淡々と攻略するだけならクソゲーでも、誰かと一緒だと思えると難しかろうとやってやるぞーのやる気が出てきました…!
鉱石はアプデまでに使い切った方が得とかそういうのってありますか?
そういうの……が何を指しているのか分かりませんが、鉱石のレートは変化してませんので日本版運営が変なことしない限りは保持でいいとは思います。
大型アプデ後選択肢が増える形です。
わかりました。ありがとうございます!
事前説明記事ありがとうございます。
とても参考になっています。
日本版しかやっていないので公式お知らせの下記説明の意味がイマイチ理解できないので教えてはいただけないでしょうか?
所持数は無限なのに獲得は制限かかる?
– アルタリウムと精製済みアルタリウムは所持数に制限がない代わり、自動採集したアルタリウムと精製済みアルタリウムを受け取る際は、それぞれ現在所持中のアルタリウムが1万個、精製済みアルタリウムが2千個以上の場合は獲得できません。
参考になったようでなによりです。
言われてみればそんな記述ありましたね感。
これは文字通り、既に所持している数には制限がないものの聖所で時間経過によりトミー君が生産したアルタリウムは一定所持量以上だと受け取れないよ、といいうことかと思います。
アルタリウムの交換は永戦/聖所装備だけに留まらず様々な用途で使用できるよう交換所に追加もあるので、仮に永戦/聖所装備を交換しきっていてもあまり気にしたことはなかったです。
参考になりました。ありがとうございます。
Twitterでよく見かける氷龍デッキって全てフルリンクでしょうか?
ステ振りなど詳細を教えて頂ければ幸いです。
参考になったようで何よりです。
氷龍デッキに関しては色々亜種がありますが、基本的にはレア行動後グラシアスで通り過ぎる、をやってるだけです。
全員ノーリンクでもいけるとこはいけますし、全員フルリンクでもいけるとこはいけませんし……。
グラシアスの記事に置いといたこちらの記事とか参考になると思います。
ありがとうございます
いつも楽しく拝見しております。突然の長文おたより失礼いたします。
FANZAブラウザ版実装から初めて半年、無事にアプリ版へ移行し
変わらず毎日プレイしていますが、変化の聖所の奥深さに驚いています。
聖所については、本国から伝え聞く評判があまり良くないので警戒してましたが
蓋を開けてみると、確かにユーザーフレンドリーとは言い難い仕様なものの
実にやり応えがあって予想以上に面白いコンテンツだと感じました。
出撃制限によってあらゆるユニットを運用する必要に迫られ、その結果
スペックや戦術への理解が深まり、これまで使ってこなかったユニットの価値を
知ることができたのはとても興味深い体験でした。
「あちらを攻めればこちらを突かれる」といった様相の、執拗とも言えるほど
イジワルな敵の編成も、ちゃんと詳細情報を確認して試行錯誤していくことで
クリアの糸口が見えてきたりと、自力で攻略法を考えるのが本当に楽しい。
何度もリトライを繰り返したり、必要だと思った装備をガンガン強化したりして
各資源が50万近く飛びましたが、何とか第2作戦40区までクリアできました。
それもこれも、自分で戦術を考えることの楽しさと、そこへの道筋を
示してくださったZelarnyさんのおかげだと思っています。
本当にありがとうございます。
以前は各種鉄虫の個体認識もあやふやで、永戦のステージ詳細に表示される
鉄虫のアイコンがズラッと並んでいる箇所も「これ見て何がわかんねん」って
感じでしたが、聖所だと「ウワッこいつ出るのか、じゃあ保護機はアレで
攻撃機はアレを……」とすぐ考えられるようになり、Zelarnyさんが
日頃仰っている “鉄虫の顔を覚える” 的なお話はこれのことだったか! と、
あらためて感服しております。
スカウトAKのアイコン見ると心拍数が上がり、ディレクターAAのアイコンを
見ると息を呑んでしまう体になってしまいました。
長々と書いてしまいましたが、変化の聖所実装に寄せて、ラストオリジンという
素晴らしいゲームの楽しみ方を多くの方に提示してくださっている
Zelarnyさんに感謝と敬意をお伝えしたかった次第であります。
第2作戦残り20区、日本版の現環境では無理ゲーでは? と言われたりする
最深部目指して引き続き楽しみたいと思います。
(数日後に「なんだこの○ソゲー!!」ってなってないことを祈りつつ)
これからも記事の更新を楽しみにさせていただきます!
長文乱文失礼いたしました。
丁寧で読みやすいかつひたすらに熱いコメント、ありがとうございます。
嬉しすぎて一字一句噛みしめるように読んではそのたびに暖かい気持ちになり、さらにしばらく思い出してはにやにやが止まりませんでした……!
正直、ラストオリジンやってる方ってだいたいの場合戦闘とかどうでもよくてムチムチを集めるだけのサブゲーとして遊んでいる、と思っています。
自分と同じように熱意をもってキャラの理解はもちろん敵の情報まで知って戦闘を楽しもう、なんて思う方は稀だとすら感じていたので、今回”同士”向けに書いてきた記事を有効活用してくれる方がいてかつ”伝えてきた楽しみ方”を実践してくれている方もいるんだと聞いて本当に嬉しく思います。
育成してきたキャラたち、装備、そして培ってきた知識を活かしに活かして聖所第2作戦エリア40層、クリアおめでとうございます。
自分も「負けてられない!」と熱に当てられるようにさっきクリアしてきました……!
残り20層、お互い頑張りましょう。
ついでに記事更新も頑張ります!
モチベに繋がるコメント、本当にありがとうございました。