【日本版ラストオリジン】Project ORCA スターナイトステージ Ev1-2Ex 装備強化なし構成難易度控えめ周回編成例(1週平均3:30)の紹介と安定理由解説【22/10/12環境版】
はじめに
Project ORCA スターナイトステージ イベント(以降星夜と記載)におけるEv1-2Exの装備強化なし構成難易度控えめ周回編成例の紹介と解説を行います。
今回紹介する編成をひとまとめにした画像がこちらです。
「全員Lv100だしフルリンク3体とかどこが初心者向けだ!」
な方もいるかもしれませんが、Exは公式告知(公式リンク)にもある通り、高難易度となっています。
高難易度ゆえにフルリンクやスキルレベル10、場合によっては育成上限のLv100といったやりこみ要素は当たり前です。
「敷居高い……」
と思われるのも分かります。ただラストオリジンのイベントは総じて期間が長く今回の星夜も22/11/23まで開催されます。期間中資源系の研究を進めつつレベリングに素材集めに、と意識的に取り組むことで誰でも必ず到達できます。ぜひ美味しいドロップ目指して今回の編成を真似てみて下さい。
そして出来るなら、解説を読んでいって「ラスオリの戦闘面白いやん!」と思ってもらって筆者のように初心者の頃助けられた側から成長し助ける側へと回ってあげて欲しいと思います。
それでは、以下より本題に入ります。
Ev1-2Ex装備強化なし周回編成例(1週平均3:30)紹介
冒頭で画像1枚で紹介したものの個別詳細となります。冒頭の画像通りだと、配置とコストは上の画像のように。可能な限り100を超えないよう周回費用を抑えることを意識して組んでみました。
実際の周回様子はこちら。音が出ます。
ブラックハウンド(ノーリンク可)
常設4-8や4-4Ex、星夜イベントEv1-6bで獲得できます。Ev1-1Exから引き続きのブラックハウンドです。
※赤字必須黒字は赤字を満たせるなら自由枠緑字は推奨です。
以下のパッシブ1が該当します。
今回編成しているのは攻撃機のドリアード、攻撃機のシザーズリーゼの2名。攻撃機か支援機であるかつ、スキルレベル10なら全域の固定範囲を指定保護、ということは自身がどこに配置されていてもどこでも指定保護に飛んでいきつつHP50%以下の中破仲間へは毎RoundのAP付与。行動加速させたいキャラを中破させる準備こそ発生するものの、毎Roundの行動補助は強いです。
戦闘開始時点での回避275%必須な理由はコイツです。
今回の編成では、ある脅威に対しては率先して撃破できるようキャラ選出と配置を行ったので避けたい攻撃は敵を長押しして確認する限りこのビッグチックキャノンだけです。敵の最大命中は正確には前回から引き続き出現してるナイトチックディテクターGの350%ですが……火力はゴミカスなので被弾したとこでなんてことはありません。
フルリンク 中破シザーズリーゼ
星夜イベントEv1-6で獲得できます。
※赤字必須黒字は赤字を満たせるなら自由枠緑字は推奨です。
これはちょっとやりすぎな例ではありますが、動画でも似たような火力は出しています。出現しているごつい盾持ちのHPは最大で42042と簡単にくたばる気がない巨大な壁。範囲攻撃だと処理が難しいところを、シザーズリーゼはスキル2を優先使用していることで強力無比なラッシュを行動の度に繰り出し動く度に敵1体を確実に駆除します。
戦闘中のステは以下のような命中クリとなっていれば無問題です。
「HPやべぇ!」
のはちゃんと理由があって、HPが50%以下であることで前述しているブラハより行動補助を受けていたりします。消費の激しいスキル2を連発しているのはブラハブーストのおかげなわけです。なお。
ナイトチックディテクターGからの保護無視攻撃ですら致命傷で、普通にHP10を超えるダメージを受けてたりします。それでも大破しないのは装備している戦闘刺激剤の効果"敵陣遭遇~敵陣撃退(通称:Wave)の間から必ず1回は復活する"により保護無視の標的にされても1Waveに1回限りなら必ず生き残ります。4Waveある今回は最大4回生き残ります。
今回の編成ではブラハブーストにより行動補助を受けている関係でディテクターGが2回目の行動前に倒せているため、1Waveの間に2回以上保護無視を受ける恐れは排除しています。絶対に大破し周回停止、の事態にはなりません。
スキル2の優先度変更だけ忘れないようにして下さい。よく忘れて大破させる方を見ます。
害虫駆除に燃えるリーゼさんの図。
▽中破のさせ方記事はこちら。
フルリンク 中破ドリアード
星夜Ev1-6で獲得できます。
※赤字必須黒字は赤字を満たせるなら自由枠緑字は推奨です。
9.99%なんて表記ですが実際は10%扱いとして処理されています。ややこしい。
もう一つは、時差着弾9マス攻撃を放ってくるビッグチックキャノンGを真っ先に排除すること、です。この敵は配置を見ると縦3マスに配置されています。
Ev1-1の記事で掲載済み(解説記事リンク)のラスオリの戦闘ルールにより、範囲攻撃は多くを巻き込む仕様です。縦3マス攻撃持ちであるドリアードだと行動の度に縦に数の多いマスを狙って攻撃するため、優先的にビッグチックキャノンGを撃破することで安全に周回できているわけです。
▽中破のさせ方記事はこちら。
攻略要点解説
上記の編成で安定周回できて、各々が何してるか、は記載しました。この項目では、なぜこの編成が有効なのか、を登場エネミーの特性と照らし合わせながら解説していきます。
ここEv1-2Exで注意すべきは2体。Ev1-1Exのおわりに(記事リンク)、で掲載した自己標的持ちであるFAビッグチックシールダーⅡと、
ビッグチックキャノンの進化型、ビッグチックキャノンGです。
このビッグチックキャノンG。えぐすぎる対重装デバフを持つほか、元のビッグチックキャノンと比較すると時差着弾砲撃が9マス攻撃になっていたりとだいぶやばいです。
こんなん放たれたらブラックハウンド一人で保護しきれません。では、どうするか、の鍵は"FAビッグチックシールダーⅡ“と"攻撃優先度“そしてアクアチックGです。
アクアチックGに関してはコイツです。Ev1-1Exに引き続き出現している、遭遇した瞬間敵味方問わず攻撃機のAPを16に変更するやばいやつです。
アクアチックGに関してと2回行動している理由はEv1-1Ex記事で記載済みですので、そちらを閲覧下さい。
“FAビッグチックシールダーⅡ"と攻撃優先度
今回の危険度が高い敵はビッグチックキャノンG。優先的に処理したいので、縦3マス攻撃持ちのドリアードを採用したのは掲載済みの通りです。しかし……。以下のようにFAビッグチックシールダーⅡが出現しているとなんと。
範囲攻撃持ちも開幕から攻撃を引き付ける効果のある"標的バフ"を自身に付与しているFAビッグチックシールダーⅡへと誘導されてしまうため、処理が遅れると9マス攻撃が振ってきてしまいます。これはまずい。
じゃあどうするか、は色々手はありますが……。今回の編成では、行動力装備で固めたシザーズリーゼを採用。開幕で真っ先に行動するように調整しています。
開幕で行動するように調整されたリーゼが特大攻撃で真っ先に駆除。自己標的持ちが退場したことで、ラスオリの戦闘ルールにより手動時同様行動前に選択していた攻撃箇所が空白になったドリアードは攻撃対象を再選択。従来通り数の多いビッグチックキャノンGのいるマスを攻撃する挙動を取ります。
Wave4の場合はそうでない例です。
配置だけ見ると、縦3マスは2か所あるためドリアードの攻撃箇所は2択のように思います。リーゼが真っ先にFAビッグチックシールダーⅡを粉砕した時点で、標的持ちが消えたので奥を攻撃するか……と言われたらしません。
前述したりEv1-1Ex記事で記載済み(別記事リンク)の通り、ラスオリの戦闘ルールでは攻撃範囲の選択は手動時同様Round開始時の行動前です。自己標的持ちであるFAビッグチックシールダーⅡが存在し、アクアチックGにより所持APは16+行動力で20。2回の行動権で必ず2回ともFAビッグチックシールダーⅡのいた位置を選択します。
リーゼが真っ先に中央の1体を粉砕してはいますが、ドリアードの攻撃範囲の敵が全滅したわけではありません。全滅していない=引き続きそこを攻撃する戦闘ルールなので、2回の攻撃でビッグチックキャノンGを落とせる火力の確保が必須ラインとなっているわけですね。
指定保護の仕様
ついでに"そもそもなぜ9マス攻撃持ちがまずいのか"を解説します。
被弾すると痛すぎるのがこいつらビッグチックキャノン系の放つ時差着弾攻撃で、被弾するとまず大破します。
普通のビッグチックキャノンなら、保護できるので保護した上で一緒に回避します。前回のEv1-1Ex同様斜めに配置しているのもはちゃんと理由があって、この時差着弾攻撃は十字範囲だからです。
敵のAIは味方のように多くを巻き込むように狙ったりしていません。中心を誰かしら目掛けて放つため、十字方向ではなく斜めに配置することで同時に2人以上が被弾対象となりブラックハウンドが保護できなくなる事態を防いでいたりします。
ブラックハウンドの持つ“指定保護"で保護可能なのはたった一人。十字範囲だけど誰か一人なら保護可能、となれば十字方向に配置しなければいいだけの話です。
では9マス攻撃のビッグチックキャノンGは、というと…?
保護無視、とか書いてあるくせに普通に保護できます。誤植。
9マス攻撃でも誰を狙うかはばらつきがある様子なため、以下のように離せばだれか一人を中心に狙われても避けるか保護するか、で対応は可能なのでそれでも良かったりしました。
ですが今回の配置は周回時間短縮を狙い、リーゼの行動力の確保がしたいがためにドリアードを9マス範囲内に配置しました。
こうなるとブラックハウンドが狙われた場合はリーゼを保護するだけで防げますが、ドリアードやリーゼが狙われた場合はどちらか一人しか保護できず片方は被弾してしまいます。ドリアードが狙われた場合の例がこれ。
指定保護で複数のキャラが攻撃される場合、HPの低い味方を優先する仕様です。今回のリーゼのHPは10しかないので、900あるドリアードではなくリーゼを保護していますね。
「戦闘刺激剤があるから1回は……!」
は残念ながら通じません。アクアチックGにより2回行動しているので、被弾すると即死級の9マス攻撃が2回降り注ぎます。
そうなってしまえば大破が出て周回停止となってしまいます。これを阻止するため、安定して周回し続けるためにドリアードが優先して狙い続けられるよう以下の2点を意識しのが今回の編成です。
これが安定かつそれなりに周回速度を出すキモだったりしました。
キャラ性能だけでなく、配置や装備でここまで変化します。元は4分半だった編成でしたが、リーゼの位置をあえて後ろに下げて前列しか狙えなくすることで縦3マス以外を各個撃破させたり、中破運用して行動頻度を上げ無駄動作を排除。前列を不在とすることで敵のハーヴェスターに攻撃モーションの長い攻撃を使用させないようにする……など、細部に工夫をこめたことで1分の周回時間を短縮できた自慢の周回編成です。
おわりに
今回は、Project ORCA スターナイトステージ Ev1-2Exでの初心者向け周回編成例の紹介と、安定理由の解説を行いました。
リーゼさん大活躍。
これで微笑扱いなんですよ……。さすがヤンデレ筆頭怖い。
今回のイベントは明らかに機動型が有利となっている敵編成ゆえに、機動型が活躍しやすくなっています。よく
「誰を育てたらいいの?」
と聞かれますが、このゲームにおいてはあからさまな死に性能のキャラが不在かつイベントやステージの特性によって有利なキャラが変動するため
「いいから全員育てろ」
が最適解だと勝手に思っています。今回紹介した記事のように、持っていないあのキャラやこのキャラを使用しないと周回できない、なんて事態はこのゲームではありえません。知識次第でこうして常設低層+開放時点のイベント入手可能キャラや装備だけで安定かつ早い編成も組めたりします。
ぜひ読者さんには「ラストオリジンの戦闘面白いやん!」と感じてもらって、自分だけの編成を組む楽しさを知って貰えたらいいな、と思います。
▽レベリング記事群はこちら。
▽今後増やしていく予定の星夜記事群はこちら。
▽常設初心者チャート記事群はこちら。
サービス開始から遊んでいるラスオリ一筋の自称上級者、Zelarny(@Zelarny)がお送りしました。
閲覧ありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
いつも記事参考にさせて頂いております。
そうなんですよねえ、結局「あの子も育てておけばよかった…!」の連続なので
時間の許す限り全員育てつつ資源ランしていくのが良いですよね
私はまだ前々回のイベから入った新規なので
人手不足+理解不足でSSRマイティ、エターニア、専用装備カーン、レモネード、中破メイで回ってて資材がカッツカツです…
記事いつもありがたいです…!!
愛読ありがとうございます。
レベリングレベリング、といっても資源のないうちは周回環境もレベリング環境も整いにくいのでなかなか捗らず、そして育てたキャラもいつ使うか…となるとモチベに繋がりにくいのも分かるんですけどね。ソシャゲあるあるの○○だけいれオッケー!じゃないのは受け取り方が人による気がします。
そんなSSばかりの豪華編成は資源がががががが……。それでも回れますが資源がー!というやつ。
今回の編成がお役に立てたら嬉しいです。