変化の聖所3-26以降に出現する新エネミー4種(チックランチャーType-S、イントルーダー、チックシールダーType-S、ホーンテッドフォートレス)攻略。対処法を覚えておこう【日本版ラストオリジン】

日本版ラストオリジンに23/03/22アプデ(公式リンク)にて実装された変化の聖所第3区域の攻略、捗っているでしょうか。

聖所3区以降を進めることで2区よりさらに多くの鉱石……希少なゲーム内アイテムと交換できる素材を入手でき、この鉱石でしか手に入らない装備や交換できるオリジンダスト、高級モジュール、資源などあってもあっても足りないものたちの入手機会が増えるため可能であれば進めたいコンテンツとなっています。

変化の聖所3-26以降には、新登場エネミーとして以下の4種が出現します。

左からチックランチャーType-S、イントルーダー、チックシールダーType-S、ホーンテッドフォートレスという名で、いずれも強編成へのメタを備えている点が特徴です。雑魚の割に性能が非常に特殊で分からん殺しされやすいため、こいつらが出現していると何が起きているか、を把握しにくいです。

今回はそんな3-26以降に出現する新エネミー4種についての攻略を詳しくお伝えします。

ステ画像は実際のゲーム画面から、スキルは実機だと倍率や効果Roundが不明なためデータサイト滅亡前の戦術教本(外部リンク)よりお借りしています。

鉱石ことアルタリウム/精製アルタリウムの交換記事はこちら。

その他の聖所攻略や有用編成紹介記事はこちら。

 

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3-26以降:チックランチャーType-S(赤ランチャー)

ー3行でざっくり

・強烈な標的メタエネミー。標的対象のステを低下や特攻を持つ
・単体孤立戦術だと命中回避無関係に攻撃時に物理ダメを付与
・赤チック同様Round経過でステ増加。挑発で弱体化する

ー[ステスキル詳細]

スキル1スキル2パッシブ1パッシブ2パッシブ3情報

情報覧でS昇級し「一つ食べる?」パッシブを獲得していると自分より行動力の低い敵全域へ"挑発"バフを放つアルヴィスが「挑発してみたらどう?」と話してくれているヒントがとても分かりやすいです。

赤ランチャーはスキル群を見ると明らかに“標的"盾絶対殺すマンかつ、挑発でクリ命中防御貫通が低下するという分かりやすい弱点を有しています。

「敵の攻撃なんて専用装備ダストストームカーンに全部任せておけばいいやろ~」

していると回避成功したにも関わらずガリガリとHPを削られることになります。

 

対策1:先手必勝/許容

赤ランチャーは最深部でLv120で登場してもHPは7万足らずです。

よって標的盾を採用していたとしても、コイツが行動前に倒してしまえば怖いことはありません。

仮にどうしても動かれてしまうとしても、受けるのは所持攻撃力と同値であり一撃大破するわけでもないため落ち着いて処理しましょう。

この後1032の物理ダメージを受けることになるカーン

 

対策2:状態異常解除や耐性で弾く

アルマンなど様々なキャラが味方に付与できる状態異常耐性(効果耐性とも)は物理ダメージの付与すら防ぐことができます。

状態異常耐性は乗算で計算されている模様なため、仮に赤ランチャーの付与率が100%なのだとしたらこちらも100%を付与したい……のですがそんなキャラは存在しないため、状態異常耐性を重ねに重ねて100%近くにする、しかできません。

元々聖所3区ではコイツらにより毎Roundデバフ山盛り状態で始まりやすいのもあり、デバフ解除役や効果耐性UP持ちを連れていくことで脅威となりにくいはずです。

デバフ解除役例

味方に効果耐性付与持ち例

いっそワクチンチップ+10、+9を装備もありかも

 

対策3:横に隣接させる

物理ダメージ付与、は対象の周囲に誰もいない場合です。よって画像のように横に誰かしらを隣接させることで物理ダメージ付与は防げるため、赤ランチャーの顔を偵察画面で見たら進む前に配置を変えて横に添える、とかでもアリでしょう。

ただし標的持ちが保護効果を持っていなければ添えたキャラは当然巻き添えをうけることには留意しなくてはなりません。指定保護機をアラクネーで標的付与している場合は周囲の保護範囲に、カーンの場合は画像のように行保護付与持ちを後ろに置いたり無限復活持ち(トミー編成時のSS昇級ドローン)などを添えておくことで確実に阻止できます。

行保護付与持ち

※ミホと紅蓮は保護機のみ、セクメトは保護機と支援機限定

復活持ち例

※SSドローンはトミーと同時編成時、サイプリは敵を1体でも撃破以降、モモとフォトレスは1Wave1回限り

 

対策4:列/行保護で範囲保護する

列保護、行保護スキルは所持しているキャラの後ろ方向と横方向を"範囲保護"する特性を持ちます。

指定保護が覆いかぶさって一人だけを確実に守るイメージなら、列/行保護は盾を構えたり横方向へ装甲を展開して防ぐ……といったイメージだと思っています。ゆえに指定保護だけでは守り切れない場合が発生するのに対し、列/行保護はこの範囲内にいれば9マス攻撃すら防げることが利点です。

赤ランチャーの十字攻撃も指定保護だけだと守り切れませんが、列/行保護なら十字範囲だろうと一人で受けきることができるため保護無視持ちは真っ先に倒すことで安全となりやすいです。ただし強化解除や列や行保護解除攻撃で列/行保護は消滅するため、解除持ちにも意識を。

列/行保護持ち例※条件付き含む

特定編成で列/行保護として採用されやすい例

頻繁に出現する強化解除/列/行解除持ち例

 

3-31以降:イントルーダー(鉄虫ウォッチャー)

ー3行でざっくり

・敵の万能サポーター。存在するだけで徐々に減衰する広域(範囲とも)ダメージ分散を全域に付与したり一たび動くと全域デバフ解除や命中回避の増加バフなどを付与
・存在するだけで敵陣から遠いほど命中/スキル威力低下バフを毎Round付与
・指定保護されている時/いない時で退場時の効果が変化。指定保護されていないとこちらの全デバフを解除かつAP/命中/スキル威力増加バフを付与してくれる割に攻撃してきた時指定保護を解除するうっかりさん

ー[ステスキル詳細]

スキル1スキル2パッシブ1パッシブ2情報

情報覧では基本的に最前列に配置されるためスキル威力低下バフを受けないかつ単体攻撃が主体のティアマトが「容易い」と話しています。

コイツもサイクロプスType-X同様解除不可の広域ダメージ分散持ちなため、出現=範囲攻撃はダメージを通しにくいようなものなのに深層ではほぼ毎回のように出現することから事実上単体攻撃かつ保護されない反撃が主流の編成が3区では雑に強いです。

指定保護されていない状態に倒すと全デバフを解除かつAP/命中/スキル威力増加バフを付与してくれると美味しいため、スキル1使用後に使用するスキル2で自分で指定保護を解除する際を狙ったり指定保護バフを強化解除や指定保護解除してから撃破を狙ってみるといいでしょう。

強化解除持ちの例

保護バフ解除の例

 

対策1:単体攻撃主体のアタッカーを採用する

イントルーダーが敵全域に付与している"広域ダメージ分散"は要は6マス範囲攻撃に6マスいたら最大割合適用、な効果です。オート周回だと多くを巻き込むよう狙うのですが、まさにオート任せにすると広域ダメージ分散を重ねに重ねられていて一切ダメージが通らない、と言った事態になりやすいです。

手っ取り早い対策は入場前の出現エネミーリストにイントルーダーの顔を見たら単体攻撃主体の編成を採用すること。これならいつどのように攻撃しても普通に通しやすいです。

聖所3区攻略に有力な単体攻撃アタッカー例

 

対策2:範囲攻撃で巻き込む数を絞る

これに関してはとりあえずこちらの7秒動画を閲覧下さい。

氷龍編成でよく見る1シーン、グラシアスの攻撃対象は、というと…?

敵に広域ダメージ分散持ちのサイクロプスType-X、イントルーダーの2体がいる時点で広域ダメージ分散は100%を優に超えているため9体中9体への攻撃なんて10割以上カットされてもはや1ダメージすら発生していません。効果抵抗を初期から所持している敵は不在なため浸水は入っています。

しかしグラシアスに狙わせた2体はどうでしたか……?

そう、横3マス×縦2マスの攻撃の6マス攻撃のうち2マスだけを選択して攻撃させたため、分散率が大きく落ちて10万以上のダメージを通せています。

計算式がどうなっているのかまでは把握していませんが、広域ダメージ分散持ちがいる=範囲攻撃は完全に無力、なわけではないことはお分かりいただけると思います。狙わせ方次第なのです。

 

対策3:真っ先に単体で倒す

イントルーダーを長押しすると確認できるバフでは、こと3-40では同時にサイクロプスType-Xが出現しているため鉄虫が5体以上だと起動する範囲ダメージ分散+80と、イントルーダーが付与しているRoundごとに減衰していく二つの範囲ダメージ分散バフを見ることができます。

画像は2Roundなため、遭遇時点の100%から少し減って85%になっていますね。

なおイントルーダーの場合は最小でも4Round以降で50%ということで、こと今回のように横にサイクロプスType-Xがいる場合はどうあがいても多くを巻き込むと最小状態でも100%以上の割合カットとなりダメージが通せません……。

後列の敵から少しずつ巻き込んで処理するか、先にサイクロプスType-Xかイントルーダーを単体で処理した方がいいでしょう。

 

3-31以降:チックシールダーType-S(赤シールダー)

ー3行でざっくり

・戦闘開始時からしばらくはアンチ属性攻撃エネミー。なんと属性耐性が低下していると加算へと変換する
・列/行保護持ちかつ、全てのRoundでこちら全域のアタッカーに"挑発"を付与かつ攻撃力行動力防御貫通スキル威力低下デバフまで付与してくる
・赤系ということで毎Round各種ステが増加かつスキル2使用後味方全域を指定保護。誰かしら倒れると範囲ダメージ分散を付与

ー[ステスキル詳細]

スキル1スキル2パッシブ1パッシブ2パッシブ3情報

情報覧ではトリトン君がプロヴォーク(刺激/扇動)のコードを確認する姿が。しかしトリトン君は挑発に対し完全耐性を有するため挑発とともに付与される各種効果をガン無視していたりします。さすが効率殲滅ロボ……。

コイツは挑発を始め毎Roundデバフまみれにしてくるほか、こちらが挑発状態で赤シールダー以外が倒れた時に受けるスキル威力減少-30%の99Roundデバフが超有害です。

スキル威力デバフは要は"各々の攻撃倍率を割合で減らしてくる効果"なためダメージが0になったりはしないことが多いです。ただその分ダメージが通りにくい場面が増えるため処理順やデバフ解除が非常に重要となってきます。

 

対策1:状態異常解除や耐性で弾く

アルマンなど様々なキャラが味方に付与できる状態異常耐性(効果耐性とも)は各種デバフを防ぐことができます。

元々聖所3区では前述している赤ランチャー同様コイツらにより毎Roundデバフ山盛り状態で始まりやすいのもあり、デバフ解除役や効果耐性UP持ちを連れていくかつ毎ROundの最初に行動できるよう時には待機して行動順を調整してあげると楽になりやすいです。

デバフ解除役例

味方に効果耐性付与持ち例

いっそワクチンチップ+10、+9を装備もありかも

 

対策2:真っ先に片付ける

列/行保護持ちかつRound経過で徐々に強くなるだけならともかく、毎Round開始時に挑発と共に付与されるデバフ各種がほんっとうに鬱陶しいです。

状態異常耐性の付与や回復役もいないとこれのおかげでダメージを伸ばしにくいため、真っ先に倒してしまうと良いでしょう。

不在になればこちらへの鬱陶しいデバフの数々の付与は止みます。

 

対策3:属性攻撃は4Roundまで待つ

ゲーム内でパッシブ2を見てみると、いかにも「自分全部デバフ反転するんで!耐性50%と戦って下さいよろしく!」な顔してるくせに実際は戦闘開始時から3Roundしか効果がなかったりします。

よって3Round目までは他の敵を狙ったりAPを貯めたりして耐えつつ、4Round目になったら狙うことで属性攻撃でも普通に倒せます。

その頃にはスキル2で全域指定保護かけていたり防御増加スタックが溜まっているかもしれませんが、早めに退場して欲しい対象ですから勝手に当たりにきますし防御増加しても防御無関係にダメージ計算を行う属性攻撃なら意味を成しませんからむしろ好都合でしょう。

 

3-41以降:ホーンテッドフォートレス(鉄虫フォトレス)

3行でざっくり

・フォトレスというかトータス上位版。列保護をしつつ後方味方を指定保護かつ、後方味方が存在する限り無限復活する特性を持つ
・と見せかけて実は同一Roundに2回倒すとそのまま死ぬため堅牢に守っている指定保護対象より本体を真っ先にどかした方が楽な場合が多い
・ただ防御貫通耐性持ちでもあるため物理で倒すのは一苦労

ー[ステスキル詳細]

スキル1スキル2パッシブ1パッシブ2パッシブ3情報

情報覧では解除不可の戦闘続行に反応してかゴルタリオンが打ち取って見せる、と意気込んでいます。

ただしホーンテッドフォートレスの場合はゴルタリオンより遥かに脆弱でして、一度倒されると味方全域の指定保護バフを解除する関係で指定保護範囲に味方がいるにも関わらず"指定保護バフがない"ため守っている扱いにならずそのまま死ぬ、という根性なしになっています。

防御貫通耐性100%を有するため防御貫通200%がないと普通に殴る分には通らない……と思いきや強化解除で解除できたり、見るからに属性耐性完璧と思いきや状態異常耐性がなかったり、と隙間が多い城壁です。

 

対策1:属性攻撃でぶん殴る

定番氷龍編成での3-51攻略時の様子です。

本体は復活するし指定保護下は属性耐性下限生成により減らないしで長期戦必至、と思いきや…?

1Roundに1回で死なないなら2回倒せばいいんです。

手動なら待機してAPを持ち越す、という手段が取れるためグラシアスのAPを貯めに貯めて、1Roundに2回行動できるようにAPを用意してあげます。1Roundに2回行動可能となる条件は攻撃でAPを消費後も所持APが10以上。これはラストオリジンの戦闘ルール"Round内行動が可能なのは所持AP10以上"と同じことです。

一度は復活したホーンテッドフォートレスでしたが、復活時に後方味方の指定保護バフを解除してしまったため無限復活条件から外れています。次のRoundでまた指定保護バフをかけ直す前に倒せばそのまま倒れるのです。

なおホーンテッドフォートレスは自分がいる状態で味方が倒れるとこちら全域のAPを-1を減衰にもかかります。これで2撃目が止まる可能性がある(所持APが10を下回る)ため、アタッカーの攻撃スキルの使用APにも気を配っておきましょう。

具体的に言えばグラシアスの場合はスキル2の消費APは9ですから、2回攻撃したい時に消費AP19から始めると一度放った時点で10しかないため減らされて9となると行動権を消失することになります。

 

対策2:強化解除を先にぶち込む

防御貫通率減衰も持つ高防御なんてちまちま削るしかないのか……と思いきや実は解除できます。

同時に得ている被ダメ軽減や防御増加等もまるごと消したらどうなんの、というと。

別段防御貫通稼いでいないキャラたちで普通に殴り倒すの図。

アルマンのクリ時強化解除で横にいるテストゥドやファランクスHと共に得ている被ダメ軽減全てをごっそり剥がしつつ、防御増加や防御貫通耐性を消してしまうとそのへんにいるトータスより脆くなります。

戦闘続行はさすがに解除できないものの、一度倒れたことで指定保護バフを解除しているため無限復活条件が消失しそのまま轟沈。

なおこの動画の場合は全員保護無視で攻撃していることは留意しておいて下さい。シャロもスキル2は保護されるため止めを防がれることがあります。

有用な保護無視持ち例

※ドローンは支援機全般を保護無視付与可能。トミーは実質同時編成時

味方に保護無視付与

 

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変化の聖所3-26~の新規厄介エネミー4種攻略まとめ

3-59最深部手前の図。配置が地獄絵図
・変化の聖所3-26から4種の新規鉄虫が出現。いずれも主流編成のメタを備えている
赤ランチャーは強烈な標的メタエネミー。単独で標的持ちを配置すると避けてもダメージを受ける理不尽な攻撃性能を持つ。標的対象の横に添えたり、そもそも標的に頼らない範囲保護の列/行保護が有効
イントルーダーはサイクロプスType-X同様範囲攻撃メタエネミー。それでいてこちらの中列以降の弱体化や敵全域の命中回避増加やデバフ解除などを使用する。範囲対象を絞ったり単体攻撃が有効
赤シールダーはこちら全域への大幅攻撃能力減衰が非常に鬱陶しいお邪魔虫。列/行保護しつつ味方全域指定保護や3Roundまでの属性攻撃メタまで行う。毎Roundデバフ解除しつつ可能な限り迅速に仕留めたい
ホーンテッドフォートレスは条件付き無限復活エネミー。解除不可の指定保護を有し指定保護対象が存在する限り場に残り続ける……ように見えて一度倒れると全域指定保護を解除するため、同一Roundに2回倒せばそのまま沈む。指定保護対象が非常に厄介なことが多いため落ち着いて処理したい

お力になれたのなら幸いです。

昇級優先度や未実装昇級戦闘員記事はこちら。

その他の聖所攻略有用編成もある聖所関連記事群はこちら。

3区の道中用にも使える変化の聖所2区の総合攻略記事はこちら。

サービス開始から遊んでいるラスオリ一筋の自称上級者、Zelarny(@Zelarny)がお送りしました。

閲覧ありがとうございました。

 

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