【日本版ラストオリジン】アルヴィスのA→S→SS昇級優先度は普通かも。条件が揃えば聖所攻略も可能な鉄壁の守護者(チョコガード)に!?【22/09/25環境版】

この記事で分かること

・元々のアルヴィスの強みについて
・SS昇級への恩恵について
・SS昇級アルヴィスの活躍場面

アルヴィスのS→SS昇級優先度は"普通“だと見ています。

・防御盾、と思いきや編成次第では回避盾にもなれるし敵全域挑発持ち
・身長145cm以下やシスターズオブヴァルハラ隊員とのシナジーありきのパッシブ

雑に運用しても強いんですが、シナジーを見だすともう一押し、な性能です。アルヴィスは何ができるのか?を1個ずつ見ていきましょう。

※当記事で紹介している倍率やスキル範囲はスキルレベル10です。

 

元々の強みについて

アルヴィスと言ったら軽装の保護機ですし、開幕のAP付与が便利で先手奪取のためだけに度々ノーリンクでも使用される場合があります。また、アルヴィスは"シスターズオブヴァルハラ"隊員なので同ヴァルハラ隊員とシナジーがあり、アンドバリからのバフ効果が通常より多く増加したりヴァルキリーが支援攻撃してくれたり、といった恩恵があります。

 

スキル1:アルヴィス出勤!

普通すぎるデバフ付き挑発攻撃です。ラストオリジンの保護機って攻撃スキルに挑発(命中した敵の攻撃優先度を自身に変更する)を所持していることが多く、アルヴィスもその一人となります。

保護機は基本的に防御や回避、HPにステが振られることが一般的なので、わざわざこのスキルを敵に当てたいがために命中を振ることは多くありません。よって出番は控えめなスキルではありますが、前述している通りヴァルキリーの攻撃を誘発するために攻撃したりは戦況次第ではあり、となります。

 

スキル2:もくもく!(範囲ダメージ量分散)

エリー・クイックハンドが本来真っ先に持ち出した新要素"範囲ダメージ分散"をアルヴィスも上方修正により獲得しました。上方修正前は射程-1、な効果でした……。

注目すべきは被ダメ軽減率と、効果範囲。自身を中心かつ自身を含む9マス、と非常に優秀です。高難易度ほど保護無視の高範囲攻撃がばんばんと飛んでくるため、これに対して強く出れるのはありがたいです。

 

パッシブ1:通さないよ?

冒頭で紹介済みの通り、軽装の保護機として活躍しつつ開幕AP付与が便利で先手奪取に使用されることもある、でしたよね。それ以外にもアルヴィスは極寒の極地で戦闘を行うシスターズオブヴァルハラ隊員の保護機ということで、非常に高い冷気耐性まで有しています。どれだけ高いか、と言われると軽装保護機特権で各種属性耐性35%は自前で所持しているので、つまり。

そう、戦闘に出した瞬間からもう一切何も装備していなくても冷気耐性が100%を超え基本的に全ての冷気属性攻撃に対し鉄壁となります。属性攻撃は属性耐性で割合計算なため、仮に100万威力の攻撃が飛んできてもただダメージが大きいだけの冷気属性攻撃ならアルヴィスの被ダメは1となります。

高難易度や冬イベでお馴染み、氷のスパルタン鉄虫であるフリーザー系も基本的には1にします。フリーザー系の中には冷気耐性低下デバフ付きの攻撃を放つ敵もいるので、さすがに100%以下にされてダメージを通されることもありますが……。この対冷気性能がAランク、なのは非常に大きな強みと言えるでしょう。実際21年冬の楽園イベではフリーザー系大量出現で分からん殺しされる新規たちの救世主として、高難易度のExを未昇級のアルヴィスとシェードのペアだけで周回できたりしました。

 

昇級後の強みについて

昇級後はシスターズオブヴァルハラ隊員とのシナジー効果をより大きくしていきます。また、"身長145cm"なちびっこ組とのシナジーという新しいカテゴリーを開拓するパッシブを獲得したり、これまで軽装だけだった保護範囲が拡大したり、と未昇級の頃と比べると編成の幅がかなり広くなります。シナジー対象で異なるワードをバフ覧に表示するアルヴィスらしさが可愛い。

 

パッシブ2:ひとつ食べる?(条件付き敵全域挑発)

もう見るからに強いスキルなので説明不要と言えば不要なんですが、面白いのはスキル名と挑発効果。これって要は行動力上回ってると「やっぱあーげない!」の煽りができて下回ってると食べられちゃって挑発できないとかそんな感じ…?がRound毎ということなので、戦闘こそ淡々と進むわりに実際はせせこましく走り回っているのかもしれません。

よく見ると被ダメ軽減の効果が三つ目なのもポイント。スキル2で19%、パッシブ1で19%、S昇級獲得スキルで23.5%、と被ダケ軽減倍率だけ見るとあのペロやリリス、フェンリルに匹敵するレベルの高倍率な61.5%に到達したりします。パッシブだけでここまで増加するとなると、装備で追加してあげると……?

補助外骨格で+10%。同じ補助装備枠だとミニリリスが+10%、OS枠で永戦標準OSが+10。+20%は獲得できるとなると、もはや一人で81.5%まで増加します。もう誰かしら被ダメ軽減バフを付与できるキャラを添えるだけで100%近い数値となり、100%を超えた場合基本的に100%カットし1しか受けないアルヴィスが作れたりはします。

聖所など高難易度あるあるでは被ダメ軽減無視や被ダメ軽減バフ解除攻撃が頻繁に飛んでくるのでそれでも安心はできないものの、逆に言えばそれら以外に対してほぼ無敵なのは安心感が強すぎます。

全体挑発って?の記事はこちら。

 

パッシブ3:チョコフォーメーション!(身長145cm以下シナジー+α)

SSともなると、なんと自身の前以外の周囲しか保護できなかった保護範囲が大幅に拡大化。実質全域指定保護機といって遜色のない範囲となります。さらにヴァルハラ隊員か身長145cm以下の隊員と同時に出撃していれば固定保護範囲に指定の人数分だけ攻撃防御回避APにブーストが重複してかかる、ととんでもなく強力です。

ヴァルハラ隊員

身長145cm以下

 

運用例

変化の聖所2-41 手動シスターズオブヴァルハラ編成

2-41、というと最後にデストロイヤー3体の出現する階層です。デストロイヤー相手だと半端な火力や攻撃回数では平気で壊滅するのが常ですが、ヴァルハラ編成はヴァルキリーの支援攻撃と一撃火力、その他の面々の支援や攻撃の使い分けでまぁ持続火力に長けています。

極寒の極地での戦闘を得意とするのがシスターズオブヴァルハラ。長期戦となればなるほど敵をシリ貧にさせていきます。

参照元の記事はこちら。

 

変化の聖所3区汎用 手動身長145cm以下+紅蓮編成

エラちゃんがいるので雷編成かな?と思いきや、なんとブルガサリは専用装備を脱ぎ捨てています。

配置がめちゃくちゃに見えてこの範囲はアルヴィスのパッシブ3の保護範囲、と噛み合ってないように見えて練りに練られた噛み合っている編成です。アルヴィスが回避/被ダメ軽減バフ型になっているのもポイント。

聖所3区はアンチ属性攻撃とアンチ範囲攻撃エネミーが頻繁に出現するため、もはや範囲攻撃持ちや属性攻撃持ち、な時点で選択肢から外されたりします。

日本版はまだ3区は未実装ですし、最近本国版では3区の調整が行われ多少は攻略しやすくなったので100%通用するかは分かりませんが……。SSアルヴィスのポテンシャルの高さを示すには充分すぎると言える成果でしょう。

参照元の記事はこちら。

 

おわりにとまとめ

・アルヴィスの昇級優先度は普通。できることが大幅に増えるし高難易度適正もある。防御型でありながらアンドバリとの連携で超回避型運用も可能なのは身軽なチョコガード、アルヴィスくらい
・SSとなるともはや全域指定保護機と化しつつ条件付きで敵全域を挑発する。敵編成を選べば高い被ダメ軽減で完封も容易
・ただし活かそうと思うとヴァルハラにしろ145cm以下編成にしろ編成難易度が高い割にギミック対応力が低め。操作も玄人向けとなる

筆者も聖所2区を攻略時、運用例1のようなヴァルハラ編成で聖所攻略を行いました。アルヴィスが基本全て引き付けますし、アンドバリのバフでやたら避けますしヴァルキリーはばんばん支援攻撃して火力出るし、となかなか楽しいです。

ただ軽装軸なのでビッグチックキャノンGで積みかけたり、スパルタン鉄虫群に被ダメ軽減解除されて崩壊しかけたり、強化解除や反撃解除がないのでゼネラルの処理が手間だったり、保護無視やバリア/被ダメ軽減無視もヴァルキリーのスキル2だけなのでトータスやソルジャーチック?に保護されたりとまぁかゆいところに手が届かない。

システム改善Ver環境ではめっきり出番のなくなってしまったグレムリンなんかもいますし、ヴァルキリーの昇級も最初期の頃でした。そろそろ上方修正が欲しいな、と感じましたね……。とはいえ誰を狙うかまたはスキル2を使うか、などの毎Roundごとに死線を潜り抜けている感覚はまさに極地!な極限状態を彷彿とさせますし、ヴァルハラ気分を味わいたいのなら優先度は高め……ともいえる、かもしれません。

昇級優先度と未実装昇級の記事はこちら。

その他の昇級記事一覧はこちら。

以上、Zelarny(@Zelarny)でした。

閲覧ありがとうございました。

 

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