25/06/12アプデ後より鉄の王子が弱体化。出現するステージInterlude(8-8Ex)での新たな攻略法を紹介【日本版ラストオリジン】
25/06/12アプデ(公式お知らせリンク)により、"鉄の王子"の性能が調整されました。
“鉄の王子"とはラストオリジンにおけるとあるエネミーの1体の名称で、ゲーム中においては"Interlude"と言うステージに出現しここは8-8Ex……。8章であり第8区域におけるExステージ枠最深部に相当します。
ここInterludeをクリアすることが8章Exの開放条件であると同時に、時系列における8章以降を開放するためにステージクリアが必要ともなっているためラストオリジンを遊ぶ上では攻略は避けられないステージとも言えます。
そんなステージに出現する"鉄の王子"は、25/06/12アプデ以前とどのように変わったのでしょうか。
公式お知らせには"下方修正(弱体化)"としか書かれていない情報を、深掘りしていきます。
▽公式によるイベントストーリー読み返し開放条件お知らせはこちら。
弱体化した鉄の王子の性能確認
敵を知る為にはまずは情報集めから、ということでことInterludeに出現する鉄の王子の場合のステスキルがこちらです。
Wave1通過後に偵察スキルによりWave2の情報を確認、敵情報を確認すると以下の通りです。






つまりですね。
というボスエネミーということです。
各スキル詳細と対策を見ていきます。
攻撃スキル1:ひざまずけ
保護無視なので保護ができません。
保護ができない、とはラストオリジンにおける保護効果"指定保護"、"列保護"、"行保護"のいずれかでも保護して攻撃をかばうことができない、という意味です。
▽"指定保護"効果の例:エタニティのパッシブ1。自身の下を単体指定保護
※指定保護は保護対象が単体だけとは限らない。味方全域を指定保護するキャラも存在するが、守れるのは1体のみ
▽"列保護"効果の例:自身の上下方向に配置された味方の範囲保護
※最下段に列保護持ちが配置されている時、1マス離れた最上段のマスでも上下方向なため保護が可能
▽行保護効果の例:自身の後方に配置された味方の範囲保護
※自身の後方限定。自分の前まで保護は不可能だが、列保護と同じように効果範囲内であれば2人以上が被弾する範囲攻撃も一人で受けきることが可能
被弾すると有害な効果として2Roundの間、効果耐性-100%と攻撃力-50%デバフを受けてしまいます。
この"有害な効果"とは作中のユニットを長押しした時バフデバフ覧で赤色で表示される文字列のことで、いわゆる"デバフ"…弱体効果のことを指します。
▽実際に被弾した後のRound。被弾したRound後に確認したため2Round効果が1に減っている
攻撃力減少は文字通りですが、効果耐性減少+100%とかいう分かりにくい表記は要するにデバフ耐性-100%です。
このゲームにおいては特に表記がない時、デバフ付与は100%確率で付与される仕様です。
つまりデバフ耐性-100%状態の時は、与える側が100%の付与率に対して受ける側が-100%の耐性だと差異100%となり100%の確率……要するに確定で付与されてしまいます。
もし鉄の王子から狙われるキャラがアタッカーだった時は攻撃される度に痛いだけでなく、火力も下げられて苦しい戦いを強いられることになります。
攻撃スキル2:天罰を下す
スキル1同様、保護無視なので保護ができません。
しかも中心+余波の9マス範囲攻撃なので、最大で5人出撃できるこのゲームでは5人全員が被弾してしまいます。
余波は10分の1のダメージなので大したことないと思いきや、被弾すると有害な効果として被ダメ増加+50%デバフと、持続物理ダメージ1000を受けてしまいます。
この時厄介なのは被弾時の効果予ダメ増加+50%デバフというのは、処理の関係上ダメージ計算前に付与されているということです…。
攻撃判定→命中判定→命中時効果発揮→ダメージ計算な仕様っぽいんです。
つまり中心の予ダメ3000とか育ち切ったキャラなら耐えれるやんと思いきや、クリティカルだと予ダメ1.5倍となる仕様でもあるのでこと純粋に予ダメだけの計算をすると鉄の王子のクリ率20%を引いた時3000×1.5×1.5の6750とか受ける可能性がある、ということです。
しかも被弾すると2Roundの間持続物理ダメージ1000、つまり2Roundの間のRound終了時に1000ダメ……合計2000も追加でHPを減られてしまいます。
▽実際に被弾時の例
この大技は[戦闘続行]後に使用する、とも記載されています。
戦闘続行とはラストオリジンの場合"復活"効果のことを指しています。
つまりHP10万を一度削りきり、一度倒して「やったか!?」すると解禁してくる大技なわけですね。
▽戦闘続行を所持しているか否かは敵を長押しすると確認可能
※複数回復活する敵も存在するがその回数はほとんどの場合パッシブスキルに記載されているため要確認
▽手動操作時なら敵キャラの下に天使の翼と輪を持つ人のようなアイコンがあれば所持していると判断可能
パッシブスキル1:頭を垂れろ
Round開始時……つまり画面中央に<Round01>といった表示が出る度に、出撃しているキャラが誰かと隣り合っていないと苛烈なデバフを受けます。
その内容はAP-5、全ての強化効果解除を有害なデバフとして付与する、というもの。
APとは言うなればアクティブポイント……アクティブ(行動)を起こすために必要な点数のことなので、これを削られると行動することができません。
このAPは基本的にラストオリジンキャラたちは毎Round行動力をAPへと変換、加算してやりくりすることで戦闘を行っています。
例えばコンスタンツァが毎回一人だけ先行して戦闘を始めていたのは、コンスタンツァがRound開始時に自身の基礎行動力4.05をAPに変換時に自身のスキルの戦闘開始時にAPを獲得する効果により大幅にAPを得ていたからですね。
ラストオリジンの戦闘ルールでは、所持APが10を超えたキャラだけがRound内行動権を得ます。
よってコンスタンツァの場合は戦闘開始時に大幅にAPを獲得+Round1開始時に行動力をAPに変換した際に一人だけ10を超えたことでコンスタンツァ一人だけが行動するRoundが生成されていたカラクリです。
対調整後の鉄の王子相手だと、そんなAPを誰かと隣接していないと毎RoundAP-5されてしまいます。これは実質的に行動力-5と等しい苛烈すぎる効果です……。
これだけでキツイのにさらに強化効果解除までされてしまう始末。
強化効果、とはいわゆるバフのことで、手動操作時のゲーム中にキャラを長押しすると見れるバフデバフ覧では緑色の文字で表示されている効果が該当します。
中には攻撃力を大幅に増加させたりもする効果もあるので、これを消されてしまうと最悪の場合じり貧となってしまいます。
前述済みのAP-5と合わせると、ただ誰かと隣り合っていない配置なだけでそもそも攻撃参加ができない、攻撃参加ができても火力を出せない、と事実上の無力化をされてしまうということです。
まさにパッシブ名のように頭を垂れているような状態となってしまうわけなので、誰かと隣り合って支え合わないと対峙すらできない強大な敵だと分かります。
パッシブスキル2:恩寵を受け入れろ
効果としては三つあり、一つは攻撃スキル2で記載した戦闘続行(復活)効果の獲得。
そしてこの復活時、敵全域に行動不可を付与しつつ自身にはAP+5、です。
これらのうち知っておいて欲しいのは"一般効果“という単語です。
この"一般効果"とは作中で戦闘中に手動操作でバフデバフ覧を見てもらってタグを合わせると、以下のような表示がされています。
つまり、"一般効果"とは緑字の強化効果とも赤字の有害な効果とも異なる上位のバフデバフで、基本的に消せないということです。
この消せない効果は味方の場合、装備効果も該当します。敵の攻撃を受けてHPが減って装備が破損、なんてシステムはしていないので、装備は戦闘中ずっと装着されっぱなしです。
▽例:LRLが専用装備を装着した際の一般効果枠
しかしこれはあくまで"基本的"に、な話です。
例えばこの一般効果を扱うスキルに"1回"とか"○○時"とか書かれている場合や、とある条件を満たした時解除されることはあります。
「敵や味方のスキルでどうこうすることはできないが、一般スキル自体のギミックとして解除される」
という認識ですね。
そして省略されているだけで戦闘続行って基本的には1回が付与されるゲームなので、こと鉄の王子の場合の一般効果の戦闘続行は1回限りです。
▽回数が記載されている例
つまり三つある効果のうち戦闘続行は一度行ったら消えるのですが、この際に残り2つのこちら全域に行動不可が一般効果として付与+強化効果として自身のAP+5も獲得します。
実際に戦闘続行を起動させると以下のようにこちら全域にぐるぐるマーク…いわゆるスタン状態となり、行動不可となります。
前述済みの通り一般効果は基本的にどうこうできない効果なので、これを回避することはできません。
この際問題となるのは、またも不親切なことにゲーム内で解説されたりはしていない仕様として"スタン中はRound以降時のAP獲得ができない"ということです。
こと鉄の王子が戦闘続行した際にこちらに付与されるスタンは1Roundなので攻撃したそのRound終了時に消えるものの、さぁAPを使って攻撃を続けて第2形態だ、となった戦闘続行後に畳みかけるAPがこちらにはないんです。
なのに鉄の王子側はAP+5効果を得るということは……。
戦闘続行を起動させた次のRoundの開幕でほぼ確実に大技(攻撃スキル2)が飛んでくるということになります。
これは攻撃スキル2に記載されていましたね。
パッシブスキル3:永生の棺
毎Roundに強化効果として効果耐性(デバフ耐性)100%を獲得と、一般効果として強化解除耐性100%を獲得。
そして攻撃時……と記載がありますが挙動上は攻撃被弾時に全ての有害な効果を解除する一般効果の三つです。
デバフ耐性100%は前述済みの通り、デバフは基本的に100%確率で付与するものです。なのにデバフ耐性100%所持ということは付与する側100%→受ける側100%の差異0%となりデバフ付与0%、よって絶対に付与できません。
「緑字の強化効果としてのデバフ耐性なら強化解除を打ち込んだら消せるんじゃ」
と思いきやこれに対して強化解除耐性100%も持ち出してきています。
強化解除耐性とは文字通り、強化解除への耐性でありこれが100%ということはこちらの付与率100%→受ける側100%なので差異0%となり強化解除が絶対通らないということです……。
既に鉄壁なのに、何らかによりデバフを受けても鉄の王子が被弾した時受けている全てのデバフ(有害+一般)を全解除するという徹底ぶりという。
さすがに実質的なラスボスというだけあるので、デバフを入れられないガチンコ勝負をするしかなさそうです。
▽一般効果は効果耐性無関係に付与される
▽味方の中には敵の効果耐性を無視したり、一般効果としてデバフを付与するキャラもいる

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Interludeでの具体的な攻略法
さぁでは鉄の王子をボコしに……の前に、ことInterludeの場合前座として鉄虫により浸食された味方暗殺ロボ"シェード"が敵性化したエネミー、"スラッシャー"が2体出現します。
このスラッシャーも地味に厄介なため、Interludeを攻略しようとこっちにも意識が必要です。
命中は最低325%用意
ラストオリジンの戦闘ルールでは、“攻撃する側の命中ーされる側の回避の差異=100%以上の時絶対当たる"、必中となります。
攻撃を当てたい敵の回避に100%を足した数値の命中値を用意する、ということですね。
前述済みの鉄の王子は回避220%なので、必然的にこのスラッシャーへの必中値の確保=鉄の王子にも当てられる、となります。
なおこのスラッシャー、敵を長押しするに攻撃時に攻撃を行った配置によって回避が増加するパッシブ持ちです。
▽スラッシャーのパッシブ1参照
前列なら+10%、中列なら+15%、後列なら+20%。
今回は前列と後列に配置されているので、もし先手をこのスラッシャーに取られているなら確定で開幕でそれぞれ+10%、+20%回避が上がります。
しかもこの効果は重複ありなので、場合によっては+60%ほどあがっているだけでなく、コイツは回避時に反撃してきます。
よってもし火力が低いのなら命中値は385%ほど用意しておくと安心です。
▽初心者に分かりやすい命中記事はこちら。
高HPキャラの用意
ことInterludeの場合、スラッシャーも鉄の王子も高HPを優先して攻撃する、というAIを搭載しています。
よって可能であればアタッカーが最もHPが高い、という状況は避けたいです。
特に鉄の王子は全ての攻撃が保護無視なので、保護で攻撃機を守って安全に、ということができません。
高HPの保護機を用意して攻撃を一身に引き受けつつ、周囲の最低命中325%確保アタッカーで攻撃していきましょう。
ちなみに敵の攻撃に被弾し保護機のHPが他のアタッカーを下回った場合、攻撃の度に最もHPが高い敵を攻撃します。
つまり敵が攻撃の度にタゲが変わったりする可能性があるため、純粋に高HPだけでなく高防御や攻撃を防ぐ手段も欲しいです。
▽高HPの用意手段
▽高防御の用意手段
隣接させよう
修正前のInterludeだと有効だった保護機だけ離す戦術は事実上無効化されています。
そう、味方に隣接していないとAP-5かつ強化効果を剥がすスキルを鉄の王子が所持しているからです。
最低でも攻撃参加させるキャラは誰かと隣接させておきましょう。
巻き込まれ対策をしよう
バフを剥がされず、APも減らされないためにはキャラ同士を隣接させる必要があります。
しかし鉄の王子が戦闘続行後に使用するスキル2は9マス範囲で、中心+余波に弱ダメ+追加物理持続ダメージ+1000を2Roundです。
鉄の王子にスキル2を使用された瞬間、この9マス範囲にいるキャラは基本的に2500ほど減ると思った方がいいです。
前述済みの通りリンクをしてHPを伸ばしたりして耐久を高めておくほか、味方に被ダメ無効化バフを付与するキャラを編成するのも有用です。
▽被ダメ無効化付与持ちの例
Interludeでの具体的な攻略例紹介:星4獲得用(軽装縛り)
新規~初級者向けソワン+ブラックリリス
ブラックリリスがソワンよりHPが多いゆえに囮となりつつ、ソワンにスキル2で行動の度に被ダメ無効化バフを付与し巻き込まれや流れ弾から守り通す編成です。
どんな編成か、は以下の動画を閲覧下さい。
▽Wave1:スラッシャー2体
▽Wave2:鉄の王子
ー[ステ装備詳細]
おまけ:ゴルタリオン無限復活編成
前座のスラッシャーも鉄の王子も最もHPの高い敵を狙うのなら秘密の部屋の鍵(ブログ内リンク)などでHPを減らし中破させて一撃死する限り無限復活するゴルタリオンにタゲ固定しよう編成。
一応前座のスラッシャーは一度攻撃し回避バフがある時、スキル2の保護無視単体火炎属性強化解除攻撃を使用する時があるにはあります。
がこれは高防御優先と判明している攻撃なので、今編成のようにゴルタリオン以外を中破させたりゴルタリオンをステ振りや装備などで編成内で最大HP、最大防御に指定している限りWave1、Wave2通してタゲ固定が可能です。
強いて言えばゴルタリオン以外はスラッシャーに回避されて反撃される=死なのでどれだけグダっても当て続けられるように命中385%用意していることがミソとなっています。
ゴルタリオンが立ち続けラインリッターが支援攻撃を繰り出し続ける限り時間はかかれど倒せてしまいます。
この編成の関係上、ラインリッターだけはリンクを伸ばしてステを伸ばすかつスキル2を指定しておくとグダりにくいでしょう。
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25/06/12アプデ後の鉄の王子まとめ

「クリアできない!」
と嘆く方、嘆いてきた方にはぜひ参考にしてもらって、鉄の王子を撃破して欲しいと思います。
適当でもボコせるので、レッツチャレンジです!
▽常設の記事群はこちら。
▽常設イベントの記事群はこちら。
▽スキルソートができるWebサイトが便利!な記事はこちら。
▽webからでもストーリー読み返しができるサイトめっちゃありがたい、の記事はこちら。
▽資源集め、資源回収、資源ランの記事はこちら。
▽経験値稼ぎ、育成、レベリングの記事はこちら。
参考になりましたら幸いです。
以上、ラストオリジン一筋の自称上級者Zelarny(@Zelarny)でした。
閲覧ありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
ゼロベースイベントで久々に顔出してきた時にすっかり攻略を忘れててなかなか倒せず、アレ?そもそも以前どう倒したんだっけ…?ってなってた王子様。
今回の下方修正も下方とはいえタネが分からないと大変ですね…。
こちらの記事を参考に久々にお礼参りに行ってみます。
同じく当時久々に顔見て驚きと同時になんだっけ、になりましたね。
下方修正されても腐っても鉄の王子なので、純粋に倒すだけならともかく速度も、となると少し骨が折れます。
ゼロベースイベ復刻時までは瞬殺法確率しないとですね。