箱舟と春待つ護り手イベントEv1-2Ex ブラックワーム、薔花掘りの初心者向け装備強化なしラミエル軸の1分25秒安定周回編成を紹介【日本版ラストオリジン】
箱舟と春待つ護り手イベント周回、捗っているでしょうか。
今回も当ブログ"ゼラオログ!"恒例、前回のEv1-1Ex同様比較的初めて間もない初心者でも組みやすい敷居低めの安定周回編成を組んでみた、を紹介します。
ラストオリジンのイベントは総じて期間が長いとはいえ、誰しも周回のための周回のための周回……なんて回りくどさはなしに欲しいキャラ装備を掘りたいもの。
特にここEv1-2Exは敷居の高いブラックワームや、現在ここでしか掘れない薔花がドロップする周回優先度の高いステージです。
そんな煩わしさを可能な限り取っ払いつつ安定周回を組んだ編成の周回様子がこちら(無音3倍速)になります。
もう製造ガチャをする必要はありません。
見かけた"〇〇周回に装備強化が必須"は周回例を紹介した方が「装備強化をして安定化させた編成だった」だけの話。
ラストオリジンの戦闘はパズルゲーゆえに、組もうと思えば周回編成はほぼ無限にあるのです。
▽前回のEv1-1Exの記事はこちら。
▽その他の箱舟記事一覧はこちら。
箱舟Ev1-2Ex初心者向け編成例 概要
配置やコストはこちら。周回時間はロード時間考慮なしでだいたい1分25秒。
ここEv1-2Exの敵は過去の冬イベからの刺客たち+αの敵編成。冬イベ恒例ということでほとんどの敵が火炎耐性が低く火炎属性攻撃主軸が楽な攻略手段となるものの、一部火炎耐性が高いエネミーや特殊ギミック持ちの敵も出現しています。
とはいえラミエルの能力を引き出せばこの程度の障害些細なこと。装備強化次第では単騎周回すら可能なステージです。
今回は敷居低め装備強化なしということで、あれこれ試行錯誤した結果ニンフを足すことで何とか安定した周回が可能となりました。
以下に詳しく順を追って構築理由を解説していくので、自分で編成組んでみたいな~な方は参考にしてもらえたらと思います。
ラミエルおらん…な方は
同じく過去記事で掲載済みです。
箱舟期間中に交換所入りすると分かっていますからイベント素材を集めながら交換所追加を待ってもいいですし、常設を進んで常設9-8に掘りに行ってもいいです。
箱舟イベは3/8まであるので、まずは研究進行や周回環境づくりなど下地作りから始めるのもいいと思います。
フルリンクラミエル
<要確認事項>
<キャラ装備の入手機会>
ノーリンク ニンフ
<要確認事項>
<キャラ装備の入手機会>
周回安定理由解説
ラストオリジンの戦闘はパズルだ、とは冒頭で伝えた通りです。
「ステ装備なんて適当でいいやろ~」
と設定されておらず、ありとあらゆる要素からステータスの設定、装備選択を行ってかつ安定確認の取れた編成を紹介しています。今回のようにキャラ選出や装備選択の幅を"敷居低め"と狭めている分なおさらシビア。
Ev1-1Exと比較すると敵の種類が非常に多いだけに、障害となりうる全ての対象を相手にしても事故らないように組まれています。
ぜひ安定理由を知ってもらって、ラストオリジンの戦闘面白いやん!と思ってもらえたら嬉しいです。
補足①.②.⑥:レベル、スキルレベルの設定
これはWave3の様子。ほとんどの敵が5桁ダメージを受けて消し飛んでいる中、左中央の盾持ちだけ半分以上残っていることが分かるでしょうか。
後にエネミー別解説で別途後述しますが、ある種この敵がここEv1-2Exのラスボスです。
ラミエルの使用する炎属性攻撃は属性耐性でダメージ計算を行う仕様。この盾持ちは基礎70%もあるために、予ダメを大幅に下げられてしまっているんです。
そして今回の編成は保護機もなくHPの回復しない中破運用のラミエル。1週で1でも被弾してしまえば当然いずれ大破し周回停止してしまうので、これを回避するためにこの敵のAIを利用して何がなんでも攻撃スキルではなく盾を構えるスキル2を使用させなくてはなりません。
使用条件は恐らくHP33%以下…?の様子。つまり攻撃される前にこの割合まで減らせない=周回失敗が確定です。
このゲームはレベル増加でステが伸び、スキルレベルが増加するほどに各種バフやデバフの倍率が大きくなる仕様。
ラミエルのレベルやスキルレベルはもちろん、ニンフのスキルレベルすら1低いだけでこのラインに到達できず周回が失敗する可能性が高いために予ダメに直結するアタッカーのラミエルはLv100、両者ともにスキルレベル10を設定しています。
こうして2人のバフデバフ、そして敵の特性が噛み合った結果事やっと成り立っていたりします。
Lv100、スキルレベル10にするのは大変ですが、こうして不可能が可能となることもあるために育てきる価値はあるのです。
▽おすすめマイティRの昇級なし装備強化なしでも1週EXP6000の4-4Ex周回項目はこちら。
補足③:ステ振り
「火力に期待するキャラのクリ率100%とする」がこのゲームのセオリーなところがある…についてはEv1-1Exの記事で振れたのでそちらを読んでもらうとして。
今回はラミエルは命中も振っていますし、ニンフは回避振りを指定しています。これももちろん理由があります。
Wave3に出現しているフロストバイトと、寒冷地型チックスナイパーの2種は20年冬イベ"セントオルカの秘密作戦"で初登場したエネミーです。雪スナは素の回避が高いだけでなく、フロストバイトがいるとさらに回避が増加しますし、フロストバイトそのものも"寒冷地型"系の味方の回避を含むステを増加させるシナジー持ち。
敵を長押ししてステとバフを確認するに、雪スナの基礎回避は80%……ですがフロストバイトがいることで雪スナ自身が+60%を獲得、そしてフロストバイトが雪スナへ回避+30%を付与して170%に増加しているんです。
ラストオリジンの戦闘ルールは加算計算で敵の回避+100%の命中確保で確定命中な仕様。今回のラミエルはステ画面の230%から、自己バフにより戦闘中は+40%され270%になるために必中させて攻撃される前に倒しているわけです。
手動で1回クリアすればいい、ではなく見ていない触れていないAIに任せた状態でオートで周回を続けてもらうのですからなおさら"確実性"が重要。
今回攻撃参加するラミエルはここEv1-2Exの全ての敵の中で最大回避であるこの雪スナに必中値を確保していることで、確実に当てて被弾機会の一つを潰しているんですね。
ーニンフの回避値
「ニンフの回避140%ってなんで?攻撃機なのに?」
なのも当然理由があります。ニンフを今回はアタッカーとして、ではなく所持する前方向の味方への開幕APバフ…要するに先手奪取する手助けだけに期待して採用されています。
しかし今回は保護機がいない攻撃機2名の二人旅の関係上、自分の身は自分で守らなくてはなりません。頼りのラミエルも装備強化なし縛りゆえに火力が物足りずどうしても残る敵が存在します。そんな敵をニンフで倒して被弾機会を潰せるならよかったのですが……無理そうなので、いっそ回避してやり過ごさせることにしました。
画像の水鉄砲にラミエルも被弾しているようにに見えて被弾していないのは、この攻撃をしているアクアチックのAIは軽装型を狙う、という特性があるから。そして今回の軽装型というとニンフが一人しかいないために、アクアチックはラミエルをスルーしてニンフを狙っているんです。
ステを確認するに命中300%もあるここEv1-2Exのアクアチック。140%で足りているのはこのスキルのおかげです。
これも後述しますが、冒頭の動画のWave4で最後に残っているアクアチックはとあるエネミーが退場した時に振りまいた水により[浸水]デバフ状態となり暴走しています。
こうなると回避↑行動力↑命中↓となり、なんと命中は160%も低下しています。300%-160%=140%、な計算となりノーリンクでぺらっぺらの耐久のニンフでも回避は140%あれば避けれて0ダメに抑えられるわけですね。
後はラミエルの攻撃の残り火で倒れるのを待つだけです。
ラミエルの放つ炎は普通の炎ではありません。背に背負う武器"原罪"はなんと核融合炉ゆえに、そこから放たれる攻撃に対し多少水を被った程度で消せると思ったら大間違いなのです。
補足④:中破運用について
のはEv1-1Exの記事で掲載済みなので読んでもらうとして。今回のEv1-2Exでは中破の恩恵について紹介します。
ことラミエルの場合、中破運用していると数々の+効果を得ることができます。
今回メインで使用しているスキル2すら、中破して<原罪のしがらみ>状態だと苛烈な火炎属性持続ダメージ(上の項目でアクアチックが水を被って割合カットしたにも関わらず耐えられず爆散しているあれ)を与えるほか、敵の防御機構であるバリアと被ダメ軽減を無視できるようになります。
これも少し上で紹介した攻撃されると困る盾持ちを削る際の話。盾持ちは何をしたか、というと攻撃を肩代わりするバリア獲得、被ダメ軽減バフ獲得をして守りを固めたものの……中破状態のラミエルはこれらを無視できるようになっていることで「何かしましたか?」と言わんばかりに普通にぶち抜いているんですね。
それだけではなく、こちらのパッシブ3も中破状態だと効果を発揮するスキルです。
これも少し上で触れたように、属性攻撃は属性耐性でダメージ計算をする仕様。
ラミエルはなんと中破状態だと自分で火炎属性攻撃を使用しつつ、敵全域の火炎属性耐性を下げています。攻撃機ながら敵全域に干渉して遭遇時点で攻撃が命中する前から火炎属性攻撃が通りやすくする場を作っているんですね。
しかもRound開始時、な効果。戦闘はRound制で進行するゆえに、敵は解除スキルを使用しないと実質常時という……。えっぐい。
補足⑤:スキル優先度変更
キャラのステや装備を弄る画面。ここでの緑枠に関して意識してみたことはあるでしょうか。
[能力値]の下の緑枠はオートではこちらのスキルを優先に使いますよ~ということを意味しています。
今回の編成はラミエルもニンフも上ではなく下のスキル2優先。二人ともスキル1は単体攻撃であり、今回の編成では使わせない方が有利に働きます。
右端のアイコンをクリックして優先使用させたいスキルを選択後、[スキル優先使用]の緑のボタンを押すことで切り替えることができます。
なお実はスキル1のままの方が周回がちょっとだけ早かったりします。敵が1体だと感知すると単体攻撃な分火力の高いスキル1の射程を伸ばすパッシブ持ちのラミエルさん賢い。
補足⑦:出現エネミーの特性
上までもちょこちょこ触れている通り、ここ箱舟Ev1-2Exの敵は過去の冬イベ集大成+αな編成です。
これらの敵の理解なくして安定周回編成は組めません。いかに敵のスキルを読んで性能挙動を把握できるか、そして有効キャラを選出できるかが鍵です。
予めぶっちゃけて伝えると高範囲火炎属性攻撃で一蹴しないと地獄な敵で構成されたステージです。
それぞれの特性を紹介すると以下の通り。
他にも火炎属性攻撃を所持するキャラは多くいますが、9マス攻撃、となるとラミエルだけです。
そんなラミエルは箱舟イベント交換所で入手できるほか、常設化もしておりいつでも掘れる……。
使わない理由がないんですよね。
なおいくら寒さにもある程度は強いバイオロイドとはいえ、雪原の中素足で歩いているさまを見るのは本当に酷なのだけネック。せめてかつての苦行用の正装から解き放つ水着スキン買ってあげて下さい…。
どっちみちぱっと見は寒そうでも、彼女の心持ちは軽いはず。それを現すように、翼もこうして鎖が外れてふわふわになるんですよ。
よく見るとピンク色が見えてるのはキノセイです。無規制版だと立ち絵よりSDのが破廉恥になるラミエルさんなのでした。
箱舟Ev1-2Exラミエル+ニンフ周回まとめ
当ブログ"ゼラオログ!"は頑張りたい初心者さんを応援しています。
ぜひ最後まで付いてきてくれたら嬉しいです。
▽当ブログで扱っている装備強化無し周回記事群はこちら。
▽その他の箱舟記事はこちらの一覧からどうぞ。
以上、サービス開始から遊んでいるラスオリ一筋の自称上級者、Zelarnyがお送りしました。
閲覧ありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
こちらのサイトの編成にはいつもお世話になってます
装備強化次第で単騎もできるとのことだったんで試してみたんですけどどうにも無理そうだったので条件とかあると教えてもらえばありがたいです。
そして本題なのですが、単騎を諦めてこちらに書かれてある編成でいったのですがクリアできませんでした。
どうにもwave3のテストゥドが倒せない感じみたいです。
二度目のラミエルのテストゥドへの攻撃の時ダメージが1になって反撃食らってました
ステータスとか装備も書いてある通りかレアリティや強化値が上位のものを使っているのですが倒せませんでした。
一応自分で考えて一回目のラミエルの攻撃でアクアチック倒れて火炎耐性上がるのが原因かとも考えたのですが、その辺りを見越した攻撃力とかの調整が必要だったりするのでしょうか?
愛読ありがとうございます。
単騎周回に関しては本国の編成まとめ記事のこちらのほか、wikiにも載っていますのであわせて閲覧下さい。
基本完コピ以外に関しては考慮外でしたが、一応試した感じ確かに事故りますね……。
思い当たる原因としては横にいるアクアチック撃破後の浸水効果3Roundがテストゥドに残っていて火炎耐性が100%近くになっている(基礎70%-ラミエル-20%+浸水50%)のだと考えられるので要は考察の通りです。
つまり今回の編成は意図せずともアクアチック撃破してからちょうど浸水が切れたタイミングかつテストゥドが攻撃行動に映る間に上手いこと攻撃をしているために成り立っているということなので、逆に装備強化をしていると事故るパターンだと思われます。
さすがに行動力〇〇~〇〇未満の計算までかける余力は持ってませんので、なおペア編成を使われるなら未強化を用意して行動力及びAPバフは同じ数値にしてみて下さい。
Wave3の2回目の攻撃タイミングがRound4となっているなら無問題です。
24時間以上は安定して周回している編成ですので、これで安定するはずです。
返信ありがとうございます
単騎はどうも誓約とか花束が必要みたいで今回は諦めることにしました。
行動力を近づけてエネルギーパックを未強化にしたら無事周回できました。
ありがとうございました。
イベントの度に参考にさせてもらっていていつも助かっています。
応援していますので色々と頑張ってください。
花束か誓約か、上限拡張……なんて手もありますが無難ではありませんからね……。
なんにせよ、無事周回できたみたいで何よりです。
こちらこそ、いつも読んで下さっているだけではなく気づかせて下さってありがとうございました。おかげさまで記事修正を行わせてもらったことで、読者さんと同じような「装備強化済みで未強化より強いはずなのになんで!?」を減らせます。